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10月４日（ブルームバーグ）：著名投資家で資産家のウォーレン・バフェット氏は、政治家に債務上限を政策論争での駆け引きの材料として使うことをやめるよう呼び掛け、そうした行為を核爆弾投下の脅しに例えた。
バフェット氏（83）はウェブサイトで４日に公開された米誌フォーチュンのインタビュー動画で、債務上限をめぐる争いを「兵器として、これを禁止すべきだ」と主張。「基本的に恐ろし過ぎて使えない核爆弾のように扱うべきだ」と語った。
バフェット氏率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイのチャールズ・マンガー副会長（89）も動画に登場。米国債デフォルト（債務不履行）の脅しは「ひどく非道徳的」とし、自身が支持する共和党を批判した。
バフェット氏は３日の米経済専門局ＣＮＢＣとのインタビューで、議会が「愚行の極み」を越えることはないだろうと述べていた。フォーチュンに対しては、今回の対立が教訓となる可能性があると指摘、「今は原爆を何個か落とした後のような状況だ。こんなことは二度としたくないということが分かった」と話した。