東京から川野さんをお迎えしての星みずくプレゼンツの朗読会「ものがたりは小屋から」無事終了。7つの小作品は、さわやかな朝の山小屋に向かう物語に始まって、秘密めいた川べりの小屋の物語で終わる。途中で川野さんとのトークコーナーも設けて構成した一時間ほどの朗読会だった。
プロローグ的な作品「喫茶店」を佳葉さんと福田さんに読んでもらう。赤いカーテンとチェックのテーブルクロスで、YOSIKAWAミュージックサロンのコーナーも古きよき喫茶店風に。
「お茶はいかが?」は、この日のために用意した作品。「おひげの女」は40年以上も前に書いた作品だ。「子供、え?魚の餌にして殺しちゃうの?」なんてちょっと怖いお話なんだけど、いろんなものへの抗いを寓話の形で書いてみたものだったと思う。
トークコーナーでリラックスしてもらってからは、童話のような「おしゃべりを食べる猫」佳葉さんのキャラクターでプカッチョという猫を演じてもらった。
「アジェの写真集によせて」は次に読む「トモヨリさんのこと」をイメージしてもらうために書いた。「トモヨリさんのこと」では、福田さんに母親役を、川野さんにトモヨリさんの役を演じてもらった。「トモヨリさんのこと」は一人称で語られる物語だ。今回、登場人物を分けて語ることによって、私自身は、この物語の語り手のこーこの思いに寄り添うことが出来た気がする。
私のなかに、こーこがいる、と感じることが出来た。そういう感覚は、今まで星みずくで自作を読んできて、これが初めてだったかもしれない。
今回、他にもうれしいことが沢山あった。観てくださった方々の心のこもったご意見や感想、川野さんと「猫の喫茶店」を読めたこと、YOSIKAWAのオーナーの学さんのギターが、作品にマッチしていて、タイミングも絶妙だったこと、遠くからのお客様、なんと、クレマチスの小屋で、文蔵さんを演じてくださった俵一さんが東京から奥さまと観にいらしてくださったのだ。予約の名前が違っていたから、川野さんも私もいらっしゃるまで気が付かなかった。確認の電話にも出てくれなかったし、驚かせる気満々だったんですね。
一日だけの公演だったけど、また、新しい作品を書いてみたいという思いも溢れてきた。書くこと、朗読作品として表現すること。そのどちらにも近づけ
