SCU室に入って

緊急処置をして頂いて




ドアの外の長椅子で

一人心細く待っていると

担当の先生が出てこられ

今の状態と

これから造影剤を入れ詰まっている箇所を
つきとめ…投薬でダメな時はカテーテル手術になると言う事を説明していただき
同意書にサインをしました。

待つ間に姉とオットに何度も電話するも出ず


しばらくすると看護師さんやら
担当医師の補助の先生やら
入院手続きの説明やら
次から次へと
書類を見ながら説明を受けたり
サインをしたり…

瞬く間に時間が過ぎました。






入院て大変。

大きな病気とか入院歴とか
飲んでる薬とか聞かれても
よく分からず
日頃からそういう話もしておかなあかんこと
いかに父のことを知ってるつもりで
知らなかったかというのを
思い知らされました。





2時間くらいが過ぎたでしょうか?

担当医師が出て来て
経過報告を受けました。

脳梗塞でしたが、
70歳までの方には血液サラサラの
お薬を投薬出来るのですが、
高齢だし、父の場合血管がもろく小さな出血痕が何個もあるらしく
サラサラのお薬を投与すると
今度はくも膜下出血になり
生死に関わって来ると言われました。
様子見ながら
投薬も加減しながらの処置になるそうです。


発見が早かったのか
詰まった血管が細いところで運が良かったのか
左手の指も脚も動くようになっているとの事で
安心しました。



色々な処置が終わり
父に会いました。





「閻魔さんに嫌われて良かったね!」と言うと
「ホンマや!」と返ってきました。

頭もハッキリしているようで
有り難く
ホッとしました。



後は少しずつ回復を祈るだけです。