昨日の事






毎日10時くらいに
実家の父の様子を見に行くのに

隣の奥さんに
引っ越して帰ってきたのね〜〜!と
捕まり30分程立ち話をしてしまい

急いで実家に行くと
父が大量に洗濯物を干していて
私の顔を見るなり
残り少ないのに「干してくれ!」と
言うので干しかけると
帰る!とコロコロを押しているのだけど
進まない。

何だか違和感を感じて
どうしたん?
膝が痛い?
いや!
左脚がどうも動かない様子

太ももを持ち上げるもビクともしない
脚に力が入らないの?
うん!
そう言うと私にもたれ掛かってきて
座らせてくれ!と言う

しかし、そこは庭の土。
椅子持って来るからと言いながら
地べたに座わりこむも
腰で支えられず
そのまま仰向けに寝てしまう
何度やっても、腰もダメみたい

椅子を取りに行きながら、
何か変だと思い
姉に電話しても出ず




老人と言えど私一人では
抱えて家の中まで運べない
オットに電話…
これも出ない





整形に連れて行くべきか?
看護師の姪に電話をしてもまたまた出ず。





必死で抱えて
椅子を足で押さえ
何とか半分座らせることが出来た

暑いくらいのお天気。
見れば厚着をしてるし
額に汗。
スポドリ飲ませないと…

手を離すと崩れ落ちそうになるけど
父に何とか耐えて!と言って
冷蔵庫からスポドリを取って来て
飲ませようとすると
入れ歯が外れそうになっている

無理矢理
押し込んで
飲ませる







すると口の左の方からザザ漏れ!
見ると顔半分歪んでいる

あ!脳梗塞や!




急いで119。

言葉が震える
電話番号を伝えるも何度も詰まる。

落ち着け自分!






崩れ落ちそうな父を支えながら
「爺ちゃん!救急車来るから、しっかりしいや!
しっかりせんとあかん!」と言い続け

ピーポーピーポーと聞こえて来て
ホッとするも

今度は
父が大きなあくびを何度も繰り返す。
「あかん!しっかりしいや!」
背中を叩く!





救急車が到着。


救急隊員の方が神に見えました。

敏速に処置をして下さり
一緒に救急車に乗り込みました。



電話で症状を伝えていたので
即、「大学病院に受け入れてもらえるので
向かいます」と言って貰え
またホッとしました。





大学病院まで10分。