今日は冷たい雨の一日。





さて

引っ越し三日前のこと

わたしは父との約束を果たすため

八十八か所参りに出かけようと

オットの部屋を開け

声を掛けた。



案の定

ソファに掛けてテレビを観ている

部屋は何も片付けてない…

あと三日しかないのにそろそろ片付けたら?と

言ったら




煩い!
ぶつぶつ言うなっ!
どアホが!





わたしに怒鳴りました。

最低の男です。







「なんで!殆ど一人でやって来たわたしに向かってそんなことが言えるんよ❗️ムキー




ずっと我慢して、何も言わずに片付けて来た
わたしに向かって
そんな言葉を浴びせかけてきたので
流石にキレました。


(皆さんは何も言わないわたしを腹立たしく思うでしょう?
長年の事で、何か言うと頭ごなしに
怒鳴ってくるので、
何もいわなくなったわたしです。)







腹が立ったまま
札所周りをしながら
心落ち着かせました。






情けない。
ほんと情けない。







そして
二日前
昼に起きて来たオット。

ちょうどその時、
急に寒くなったせいか
グスングスンいわせながら
鼻をかんでいました。





オットの視線を感じます。





あ、わたしが泣いてると思ってるな!と

感じた瞬間
急に本当の涙が出てきて
今度はグスングスンと泣きながら
床を拭いていました。






惨めで
情けなくて
涙が止まらなくなってしまいました。








オットは前日の事を思ってか
言い訳のように
流しの辺りを拭いたりしています。
( そんな事より、昨日はごめん!悪かったの一言言ってみろ!  )

オットは今までわたしに
謝った事も
ありがとうも言った事がありません。





でも、そこはとっくに綺麗にしてある所です。

言い訳がましく拭いているオットに
また、腹が立ち





そこはとっくに綺麗になってる!と
言い放ち


サッサと自分の部屋を綺麗にしろ!

心の中で怒鳴ってやりました。