「ゲッセマネの園」
イエスが弟子達とよく訪れた
「いつもの場所」であり、処刑の前日に
祈り、ユダの裏切りの接吻を受けて
ユダヤの権力者側に引き渡された
ゲッセマネの園。住む家を持たなかった
イエスにとって、ベタニヤのマリア、
マルタ、ラザロの家とともに、エルサレム
での最後の日々を過ごす場所となった。
「オリーブの老木」
イエスの時代のものと信じられている。
***イエス時代 豊に茂っていたオリーブ畑は、
西暦70年のローマによるエルサレム攻略の際
伐採され、第10軍団の陣営となる。
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ゲッセマネの園で捕えられたイエスは、
この石段を引かれて大祭司カヤパの
官邸に連れて来られたと言われている。
***「ゲッセマネ」はアラム語で油搾りの意。
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「聖ペトロの鶏鳴教会」
主は振り向いてペトロを見つめられた。
ペトロは、「今日、鶏が鳴く前にあなたは
三度私を知らないと言うだろう」
と言われた主の言葉を思い出した。
そして外に出て、激しく泣いた。
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1931年、ビザンティンおよび十字軍時代の教会跡に建てられた鶏鳴教会。
イエスが律法学者達や長老たちに
裁かれ、その後一晩監禁された大祭司
カヤパの官邸であったと言われている。
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「主涙し給う教会」
エルサレムに近づき、都が見えた時、
イエスはその都の為に泣いて言われた。
「もしこの日に、お前も平和への道を
わきまえていたなら、、、、。
しかし今は、それがお前には見えない。
やがて時が来て、敵が周りに保塁を築き、
お前を取り巻いて四方から攻め寄せ、お前と
そこにいるお前の子らを地に叩きつけ
お前の中の石を残らず崩してしまうだろう。
それは神の訪れて下さる時をわきまえなかった
からである。
「エルサレム、エルサレム、預言者達を殺し
自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ、
めん鳥が雛を羽の下に集めるように、私はお前の
子らを何度集めようとしたことか。 だが、お前たちは
応じようとしなかった。、、、」 文献使用
「最後の晩餐の部屋」
「ゲッセイマネの洞窟」
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「マリアの被昇天教会」
オリーブ山の麓にあるロマネスク様式の
この教会は、4世紀の教会跡に十字軍が建てたもの。当時の谷底の高さにある
ため、現在の道路から半分下がった
位置にある。
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