昨日は、阪神・淡路大震災から30年の日でしたね。


毎年ブログに書かせていただいておりますが、当時、神戸の大学に通っていた私は、神戸市須磨区で被災しました。


朝、5時46分、黙祷をしました。


あの日、爆弾が落ちたような凄い音で目を覚ました私。

真っ暗な部屋の中で、ビデオデッキの時計が、この時間を表示したまま止まっていたのを覚えています。


あれから30年経ちますが、私は、その年の卒業式と引っ越しの日以来、一度も神戸に行っていません。

(※大学には、自衛隊や被災者の方が入っておられましたので、17日以降、4回生の授業はなく、そのまま卒業となりました。)


震災の翌日、一緒に私の山口県の実家に避難したお友達が、去年、神戸に旅行したそうです。


彼女は富山県の子でしたが、大阪側に出る交通手段がなかったので、一度、私の実家に避難し、福岡空港から帰宅しました。


福岡空港は、楽しそうな旅行客で賑わっていました。

神戸の自宅から、5時間半も山道を歩いて、なんとか明石まで出て、やっとの思いで避難してきた翌日でしたので、周囲の笑顔がなんだかとても辛かったのを覚えています。


30年経ち、私も神戸に行ってみたいな、と思うようになりました。


近所の歩道橋から見える海が、キラキラ輝いて、本当に綺麗でした。

海と山に囲まれた神戸。

お洒落なだけでなく、自然がいっぱい。

素敵な街です。




そういえば、学生の頃も、私は神戸の下宿で、文鳥と暮らしていました。

(震災の日、文鳥は偶然実家に預けてあったので、被災していません。)

夜も一人では寝てくれないくらいの甘えっ子で、本当に本当に可愛い男の子でした。


(※五郎ちゃん)




パパさんが毎年、震災の日が来ると、
「ママ、生きていてくれて良かった。」
と言ってくれます。

子育てしている間は、毎日のように喧嘩をしていましたが、子供達が独立した今は、嘘のように穏やかな日々を送っております。
お互い、歳をとったのね。😊