2年目になった“ひょうたん栽培”

去年は採れたひょうたんで水筒を作りましたが、今年は“ランプシェード”に挑戦すべく、少し大きめのひょうたんを植えました。

 

2018年の作品

 

残念ながら期待したほど大きくはなりませんでしたが、使えそうなモノが何個かあるので、予定通りランプシェードに挑戦して見ます。

 

もう一回り大きいと良かったんだけど…

 

ランプシェード用のひょうたんは電球が入る底に大きめの穴を開けています

 

 まずは表面に鉛筆で図柄のラフなスケッチをします。

 

…で、突然現れた陶芸用の手回しロクロ、10数年ぶりに陽の目を見ました(^^;

 

ロクロにひょうたんを載せ、図柄の基準線を水平に(柄が安定する)入れるのですが…

 

天然素材のひょうたんは真円ではなく、50gほどの軽さなので上手く描けません。 そこで、小石や豆など粒状のモノでオモシを作って中に入れます。

 

これで楽にケガキ線が描けます

 

 基準線の上側にラフに図案を描いたら、次はいよいよ穴開けです。

ひょうたんのランプシェードは、無数に開けた穴が電球の光を通す事で図柄を浮き上がらせるのが特色です。

 ドリルと刃具を用意して、大小様々な穴で図柄を描きます。

 

用意したのは愛用の電動ドリルと大小の径の刃具、小径の穴用にはルーターを新調しました。

 

まずドリルで大きな穴から開けて行きます。 バリが出やすいのでなるべく新品の刃具を使うのと、少し湿らせた方が良いかも…

 

小さな穴はルーターで 緻密さも必要ですが、高回転でズバッと開けた方が綺麗に開きます

 

上の絵柄は試作の気安さもあって、ろくにデザインせずにズバズバ開けて行きましたが、小一時間でそれらしい感じになりました(^^;

 

 穴開けが完成したら、実際に光を通してみます。

 

とりあえず、部屋の行燈ランプを分解して、これにひょうたんを被せて見ると…

 

う~ん、ちょっと明るすぎたか(^^;

 

 穴径や数、それに電球のワット数など、色々なパターンを試す必要がありそうですね。

手順やコツはなんとなく掴めたので、この冬は図柄を熟考して、本製作で楽しみたいと思います。