旅の3日目は、R121(会津西街道)を北上して会津若松まで行きます。
早朝の川治温泉街 泉質は良かったけど、湯温がぬる目でもう台無しでした(-_-;)
川治温泉から五十里湖の畔に出て、大王峠で福島に入るこの道は、会津松平家初代の保科正之によって拓かれたそうで、参勤交代や江戸との物資の往来に使われたメイン道路だったそうです。
会津では“下野街道”と呼んだ様で、日光で日光街道と繋がりました。
正之も家康の孫のひとりですから、江戸との行き来の度に参詣して想いを新たにしていたんでしょうね。
五十里湖周辺の紅葉ももう色褪せていましたが…
植林の針葉樹がなく、何処までも紅葉の景色は西国では目にする事ができませんね
福島県へと入って来ました
“中通り”が主流となった現代では廃れた感もある道ですが、以前に走った際(2013年)には、紅葉真っ盛りだった事もあり、どこまでも続く“全山紅葉”の中のドライブは感動的だった記憶があります。
残念ながら少しタイミングを逸し、天候にも恵まれず、同行者にはイマイチの様でしたが、その記憶を呼び起こし脳内に再現するには充分な懐かしい車窓の風景でした。
塔のへつりの駐車場 変哲のない広場ですが、ここの紅葉が一番良かった(^^;
名勝:塔のへつり です 団体旅行の朝からほろ酔いの初老の男女で賑わっていました。 いわゆる善男善女(^^) しかし…今日も寒いです。
せっかくの大内宿も、宿場景観を楽しむ気になれず…
過半を囲炉裏の傍で過ごしました
『塔のへつり』と『大内宿』に寄って、会津若松に着いたのは昼過ぎ。
会津といえば鶴ヶ城なので、迷わず登城します。
もう4回目の登城で、目をつぶっても歩ける様な城ですから、今回は一般観光客に徹します。
加藤嘉明の五重天守は美しい
前回の時は『八重の桜』の年で、天守入場3時間待ちになる程の混雑(私は朝の開門と同時に登城した)でしたが、あれが嘘の様に閑古鳥が鳴いています
3日目の最後は同行者の要望を尊重して『飯盛山』へ。
ドラマの影響か、オバサンには何を置いても“白虎隊”みたいですね(^^;
私的には向羽黒城が見たかったのですが、それは次の機会に…という事で、墓前に線香を供え手を合わすと、この日の宿の東山温泉へと向かいました。
自刃の地に立つ少年隊士の像
遠く右手の森に鶴ヶ城天守のシルエット
閉店間際の土産物店に飛び込んで、“べこ”買いました(^^;
4日目へつづく
昨日採れた変わり大根 土が固すぎた様ですね