今朝の寝起きに、ベッドの中で立ち上げたPCのYahooニュースでこの事実を知りました。
『えっ、冗談でしょ』とわが眼を疑いながら読んでいくと、どうも事実の様で、まだ延焼中との事。
去年の夏に訪れたばかりで記憶もまだ鮮明なだけに、琉球文化の粋とも言えるあの壮麗な宮殿が一夜で灰になってしまうとは…熊本地震の時に匹敵する衝撃で、ただただ残念さで一杯です。
灰になってしまった正殿と北殿
すぐにリビングに下りて、TVのNHKニュースをつけましたが、なんと国営放送は定常化した誰でも良い大臣の辞任のニュースを延々とやっていて、話になりません。
朝は民放のキャバ嬢と見まごう女子アナのキャンキャン声に気が滅入るので、TVニュースはNHKと決めているのですが、チャンネルを変えて行くと、意外にもTBSがヘリ中継で詳細に報じていました。
明日の朝からは迷わず夏目三久さんの顔を見る事にします(^^;
それにしても、こうした遺産の消防設備の脆弱さには改めてビックリですね。
城は城であるが故に、大抵が高台にあって水圧の確保が難しく、救援の為であっても進入は容易でなく、消火の為の車両を寄せ付けないのは言うまでもありません。
初期の火災を検知して、自主的に消し止める機能が備わっている事が必須なんでしょうね。
御庭を囲む7棟もの殿舎が失われてしまいました
これを機に全国の城の防火対策を総点検して、現存12城天守を始めとする貴重な城郭遺産を守り切って欲しいものです。
幸い沖縄の知事さんは早くも復元を明言していますね。
首長らしい賢明な素早い動きです。
何年かかるか判りませんが、より多くの人が『あの宮殿をもう一度見たい!』と思い続ける事が実現への道を拓くと思います。
微力ないち城郭マニアですが、共に頑張りましょう。