今年は初めて“ひょうたん”の栽培にチャレンジしています。
ひょうたんは実っても食用にはならないので、最終的には加工して、観賞用の“飾り物”の材料となる予定です。

5月末、ひょうたんは古民家の畑に3種類8本、棚を造って植えました

余った小型の“千成瓢箪”の苗は、自宅のグリーンカーテンにも流用

8月になると、沢山の実が育ちました

しかし、軽く始めたひょうたん作りですが、いざ栽培を始めて見ると、これがなかなか面倒で難しい事が判って来ました(^-^;
9月8日の土曜日、この日は“孫守りの日”だったので、ひょうたんの収穫と漬け込みを一緒にやりました。




ひょうたんは熟した実の硬い樹皮が特徴で、この樹皮だけを上手く残して使うのです。
収穫した実はドリルで穴をあけ、水に漬けて果実を腐らせて取り出しやすくします。

上からドリルで穴をあけ、果実に水が浸透しやすくします。 ドリル刃は木工用の9mm、中に入れた刃でグリグリほじくる様にすると、より効果的(だそうです)
興味津々な孫たちが次々に手渡してくれるので、とても捗ります(^^)

穴をあけたひょうたんは、畑の空き地に運びます。これは次の作業(強烈な悪臭をともなう)の対策です。
用意するのは傘立てに使っていた水瓶と使用済み鋸刃(?)

水瓶の中に穴を上にしてひょうたんを詰めて行きます

そして水を注ぐのですが、ひょうたんは比重が軽く浮き上がってしまうので、落し蓋をします。
これも、あまり重いとひょうたんの樹皮が壊れてしまうので、沈み込むバランスが大事です。 鋸刃だと200g単位で調節できるので便利。
この後は約3週間放置して、腐って溶けた中身を取り出しますが、この腐敗臭がハンパないらしくて、もっとも辛い作業になります。
次に匂い止めを施したら、2~3ヶ月じっくり天日で乾燥させ、硬くて強い樹皮を形成させるのです。
ですから、カットや色塗りなどの飾り加工に入れるのは、来年ですね。


この後の様子も逐次UPして行きますね。