調子に乗って…続いて一気に蕎麦打ちに挑戦(^-^;
 
 
 一番粉と二番粉の合計で約800gの蕎麦粉が採れました。
去年の実だから、歩留りはこんなものかなぁ?
 
 
 次いで蕎麦打ちに挑戦してみます。
人は“七割蕎麦”くらいから入るのが失敗しないコツだそうですが、計算が面倒なので、つなぎの小麦粉を200g加えて、1kgの八割蕎麦を打ってみる事にします。
しかし、これがそもそもの誤りでした
 
 
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 いよいよ練ります。 孫クンも興味津々
 
 捏ね鉢に一番粉、二番粉、小麦粉(強力粉)を入れ、両手の指先を回してよ~く撹拌します。
混ざったら、粉の重さの45%相当(450cc)の水を万遍なく注いで、素早く撹拌。
 10本の指先を立て、鉢の内側にやや圧を掛けながら、万遍なくシャッフルして行きます。
 これを“水廻し”と言うそうで、蕎麦打ちで一番重要な作業です。
5分も掻き混ぜてると、粉は徐々に小さな塊に収斂され、やがてゴルフボール大の幾つかの塊になって行きます。
 これで水廻しは完了し、次は“捏ね”に入って行きます。
ここまでは奇跡的に成功です!
 
 
 
 蕎麦粉の塊をひとつに固めて、ちょうど陶芸の粘土の要領で練り上げて行きます。
“菊練り”で5分も練ると、空気が押し出されて弾力が増し、塊の表面に艶が出て来て、粉の粒子が繋がったが手に伝わって来ます。
 

 

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陶芸で培った“菊練り”の技
 
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菊の花状に、回転させ空気を追い出しながら練り込んで行きます
 
しからここまで、とにかく時間との勝負に追われて、手も常に汚れてたから写真が撮れてませ、ここまでも成功っぽ蕎麦打ちって意外に簡単かも(笑)

 

 
 打ち台に打ち粉を振って、“延ばし”の作業に移ります。
砲弾形に整えた蕎麦の塊を打ち台に乗せ、上から掌で均等に押えて円盤状に延ばします。
 どんどん延びる? 少し嫌な予感が頭をよぎりますが、もう後へは退けないので続けます。

 

 Lサイズのピザくらいまで掌で延ばしたら、この後は麺棒を使って1.5ミリ厚まで薄く延ばして行きます。
しか 
このまま延ばしたら90m四方の打ち台より遥かに大きくなる事が判明しました(汗)

 

この台で1kgの蕎麦を一度に打つのは無理みたいです。
 

 

 …なんとか、2本の麺棒を使って部分毎に延ばしは終わりました。
は生地を傷めない様に一気に畳みます。

 

ここで第二の失敗を冒してしまいました。

 

 畳のに神経を集中してたため、その都度打ち粉を全体に振るのをパスしてしまったのです。
それに気付いたのはカット作業が始まってからで、切った麺を解そうとしても所々くっついてウドンみたいな麺になっています。
あちゃ~(++)

 

 

 

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完成品。 もう、笑うしかありませんね(^-^;
 
 
 
【今回得た教訓】

 

①一度に大量の蕎麦を打たない(500gまでにする)
②打ち粉はケチらずタップリ使うこと
 

 

次回に活かします。
*今度は十割蕎麦に挑戦してみようかな…(^-^;