江戸城36見附を歩く 三日目 ① 外桜田門~中雀門
2013.7.7
江戸城36見附踏破の三日目、最終日です。
広大な江戸城。
今回は江戸城の全貌を体感するため、三十六見附を歩いて見ました。
江戸城は、本丸を中心にのノ字形に堀が巡る縄張りです。
堀を渡らずに攻め込むには、大名や旗本の屋敷が並ぶ郭を幾つも撃破して行かなければなりません。
堀には日常の便のために橋が架かり、内側を門で固めてありますが、枡形を持つ主要な門が36在ったそうで、俗に江戸城三十六見附と呼ばれています。
堀を渡らずに攻め込むには、大名や旗本の屋敷が並ぶ郭を幾つも撃破して行かなければなりません。
堀には日常の便のために橋が架かり、内側を門で固めてありますが、枡形を持つ主要な門が36在ったそうで、俗に江戸城三十六見附と呼ばれています。

さて、最終回は江戸城の中枢につながる門を歩いて完結します。
23.外桜田門
桜田門へは有楽町線の『桜田門駅』下車です。

広~い桜田濠

地上に出るともうこの風景
ちょうどこの辺りで井伊直弼が襲われました。

現代なら、これがあるから、どうなるだろ?

桜田門は、江戸城でも一二を争う立派な枡形門です

24.日比谷門
日比谷門は日比谷交差点の日比谷公園内にありました。
今でも少しだけ遺構があります。

広い日比谷濠を見ながら内堀通りを進み、日比谷公園に入ります

公園内に石塁が残ってて

櫓台もありました。
25.馬場先門
皇居外苑の入り口の馬場先門。
中は馬場ではなく、幕閣の老中、若年寄の屋敷でした。

日比谷濠の南東の角 江戸城の見所のひとつです

馬場先門跡 先の広場は皇居外苑

26.和田倉門
東京駅から至近の和田倉門、木橋風の橋が架かっています。

中は噴水公園ですが、当時は会津松平家の屋敷でした

枡形の石積みが残ります
27.大手門
内堀に出ました。
ご存知大手門。城好きには一番馴染みのある門ですね。

桔梗濠を隔てて、巽櫓と桔梗門


28.平川門
大手濠に沿ってグルリと北へ回り込み、本丸北出口になる平川門。
枡形と前後のアプローチ、木橋の構成で、江戸城で一番キレイな門です。


つづく