- 村山 由佳, はまの ゆか
- 約束
「はまのゆか」というイラストレーター(もうほとんど画家といってもイイ)を知っていますか?
村上龍「13歳のハローワーク」の挿絵を描かれた新鋭のイラストレーターです。
一見「ほんわか」というイメージを持ちますが,視点が実に鋭い。
「ほんわか」というのは,実は大人の視点だと思うんです。
ぱっと見て,「この子はこんな子だな」という印象を受ける。
でも子どもの視点はそうじゃない。
子どもはそれこそ五感をフルに働かせて色んなものを見る。
着ている服であるとか,表情の微妙な動きとか,その人が持っている匂い。
声なんかも聴いてるかな。
そういうのを総合して判断している。
絵っていうのは,特に挿絵なんかは「イメージの手助け」程度であっていい。
それにプラス五感を働かせるような効果。
全く写実的でないようで,本当にビックリするくらい伝わる絵です。
この「約束 」という本は,実は立ち読みで何度も読み返して,
買おうと思ったけどつらくてあきらめた本です。
凄く読んで欲しい一冊。
でも,自分の手の中に置いておくにはちょっぴりつらい。
高校生とか読んで欲しいです。
はまのゆかさん,がんばってください!応援してます!