わたしは,本当に自分でも信じられないのだけれど,
「槇原敬之」というひとは,一時代を築く人だとおもっていた。

凄く失礼な言い方と思われるかもしれない。

でも,私にとって,彼の音楽は時代を築く,とは少し違うものだとわかった。


時代を築く=周りを流す


わたしはそういうことだとおもっている。


たとえば,彼の大ヒット曲「どんなときも」。

映像がでるとひどく懐かしい。

でも,音楽そのものは常に新鮮だし,誰にでも親しめるものだと思う。


逆に彼の,本当に独特な世界もある。

一枚のアルバムに色んな世界が混じり合って,凄く聞き応えがある。



「世界に一つだけの花」


SMAPのスーパーヒットだ。

槇原の曲と聞いても,何の驚きもなかった。

教育界にまで影響をもたらしたこの曲のコンセプト

「ナンバーワンよりオンリーワン」


「個性」「反教え込み」「ゆとり教育」といった教育風潮に追い風をかけた一曲でもある。

音楽の教科書にも採用された。


でも,この曲は「流行」ではないと思う。

おそらく10年前でも彼はこの曲を世に送ることが出来たと思う。

そうでなければ,ここまで心に響くだろうか。



クリエイティブ。

私に欠けているもの。

彼に学びたい。

感性を研ぎ澄まし,流されないものを信念において。

たくさんたくさん生み出していこう。



そんなことを考える,ちょっと間をおいた1枚でした。



槇原敬之
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槇原敬之
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