私が住む街は(いや,町か),田舎である。
まぁ九州で「都会」と胸を張れるのはせいぜい博多と小倉くらいだろうから,それ以外は大体「田舎」である。
私の母は東京人だ。
私が生まれる前のことだが,母は東京に帰省したとき,家族に「何が食べたいか」と聞かれると
必ず「マックとケンタッキーとサーティーワン」
と言ったらしい。
娘の私でさえ,これにはビックリした。
でも,母にとって見れば,生活の一部だったものが,周りにないというのは凄く不自然だっただろう。
去年12月に家族で東京に(法事だが)出かけた際,
私が圧倒されたのは,夜の渋谷ではなく,夜の渋谷を自然に歩く母の姿だった。
今では私の住む街にもマックやケンタッキーができた。
でも母は行かない。もう生活の一部ではなくなったからだ。
その代わり,子ども達がお小遣いをやりくりしながら通っている。
おいしいものだから食べたいんじゃない。
安いから買っているわけでもない。
そこにいくのが当然なんだ。彼らにとっては。
かっこよく言えばステータス。文化。
それとビジネスは,また別のお話。
偉そうに書いたけど。たいしたことないっす。