先週
『小川の辺』観てきました
(以下、ネタばれしますので)
武士として生まれ
剣の腕が立つこと故に
実の妹の夫を討たなければならなくなった
主人公・戌井朔之助 (東山紀之さん)・・・
武家に生まれた娘ゆえか
自ら剣を習い強気な性格ゆえか
夫・佐久間を討たれたことで
兄に剣を向ける田鶴 (菊池凛子さん)・・・
村の飢饉を見過ごせず
藩主へと農政への抗議とも言える建白書を提出したために
罪人として妻と脱藩した佐久間 (片岡愛之助さん)・・・
小さい頃から
朔之助、田鶴と共に育ち
叶わぬ田鶴への想いを胸に
朔之助と共に佐久間と田鶴を探しに旅に出る新蔵 (勝地涼さん)・・・
ストーリーの流れの中で
なぜ朔之助が討手となったのか
なぜ佐久間は脱藩したのか
なせ新蔵は朔之助に旅に出ることを懇願したのか
ってことが徐々に解き明かされていき
意外や意外、
観る前までは全く想像していなかった
朔之助・田鶴・新蔵の関係が分かることで
この作品の主軸とも言える
田鶴と新蔵の愛の結末にホッと(?)します
この作品で
新蔵がめちゃくちゃイイんです
使用人(おそらく)として戌井家で育って
兄弟のように育てられていながらも
いつしか朔之助を旦那様と呼ぶようになり
想ってはいけない田鶴に想いを寄せ
そして田鶴も新蔵に想いを寄せ
それでも叶わぬ恋ゆえに
嫁へといってしまった田鶴を
そして佐久間を探しに朔之助と共に旅に出た新蔵・・・
二人がいるという宿場町の行徳で
佐久間と田鶴を探し出し
兄妹の斬り合いを避けるため
田鶴が買い出しへと出たのを見計らって
佐久間を斬った朔之助は
髷を切り、佐久間を家へと運んだ
そしてその場を後にしようとしたところに
田鶴が帰ってきて
兄の姿を見るやいなや家へと駆け込んだ
夫を斬られた田鶴が刀を持ち朔之助に斬りかかった
兄妹での斬り合いになりかねない場にいた新蔵は
朔之助に「斬ってはなりませぬぞ」と叫び続け
そして使用人という立場ではありながらも
愛する人が斬られる時には
朔之助を斬る想いで
鞘から刀を抜きかけていた
朔之助が田鶴を抑え小川に倒れた田鶴を見て
幼い頃から
自分ではなく新蔵の言うことは聞いていた田鶴を思い出し
新蔵に田鶴を引き上げるよう言う
優しく起こす新蔵の腕の中で泣く田鶴
その二人の姿をみて
二人の想いを知り
新蔵に「田鶴を任せた二人で好きなように暮らせ」
と言う朔之助・・・
そして朔之助は
心配する両親と妻の元へと帰り
実家ではずっと咲いていなかった花が咲いたことで
朔之助や田鶴の無事を予感する・・・
という感じでハッピーエンドで終わるんです
武士の東山さんが凄くカッコイイ
なんであんなに武士の頭が似合うんだ(笑)って思いながら
最初は見ていたんですが
最終的には
新蔵の魅力が勝っていましたね
もちろん
朔之助の最後の機転は
田鶴や新蔵に対する優しい兄の姿なんですが
こう考えると
やっぱりカッコイイのは朔之助なんですが
私の中では
使用人の立場だとしても斬る気でいた新蔵が素敵でした
ってことで
つたないブログですが
これを見て
『小川の辺』を観てみたいと思っていただけたら
かなり嬉しいです
コメントも待ってます