年末の大掃除で、光磁気ディスクが気になって
2024年の年末の大掃除をしていて、光磁気ディスク(MOと称す)が気に
なってしまった。
昔勤務していた職場で、廃棄物としてMOが数十枚捨てられていた。
当方も業務でMOをデータメディアとして使用経験が有って、
どうしても、素通りできず、救出することにしたのだった。
そして、自宅に持ち帰って、自室の本棚やPC関連のジャンク箱に保管していた。
MOドライブを当方所有していないので、中身を確認する手段が無いわけで、
とにかく、ただただ保管するということで時が過ぎた。
それで、迷いに迷って、MOドライブをアマゾンで購入してしまった。
救出したMOを読み書きできる保証はまったく無い。
MOの容量は、230MBあるいは640MBだ。
現在は、4T(テラ)のHDDが値上がっているといっても1万数千円の時代
なので、1G(ギガ)未満の記憶媒体は、容量だけで評価すれば、まったく価値は
無い。
あくまで、過去への郷愁とロマンといったところだろう。
若き日に苦労させられた、FDや大昔のハードディスクへの苦しかった思い出なのだろう。
結果としては、USB接続で正常に動作してくれたのだ。
しかも、電源とデータ入出力とも1本のケーブルを経由してだ。
ACアダプタも不要であった。
しかも、WinPCではなく、ubuntu(linux系)PCでだ。
こんなに、すんなり行くとは。ドライバソフトの追加インストールなんかも
せずにだ。ubuntuの標準的なインストール状態でだ。
まあ、それでも、落ち着いて考えてみれば、
640MBの記憶媒体では実用性はやっぱり無いわけで、「記憶媒体遊び」だよなあ。
そして、容量だけでなく、アクセス速度もやけに遅くてやっぱり実用ではなく
ロマンの世界だ。
この記事では、文字だけで写真は無しだが、後日、写真もアップするつもりだ。