レトロオーディオ;音質にはこだわらないが、最低限確保したいレベル
40年以上昔、電気回路、電子回路は、真空管、トランジスタ、抵抗、コンデンサ、
電源トランス、出力トランス、コイルといった構成要素が有って、それぞれが独立した
部品であった。
それが、やがてトランジスタ回路がIC化され、さらにLSI化されるといった
技術革新がなされ、その後、一部の例外はありつつ、ほとんどのオーディオアンプは
LSIが使われる様になった。
従って、例えばアンプについて言えば、低価格モデルから中クラスの価格モデルであれば、
その音質性能に差は無くなってきた様だ。
たとえば、最近当方が入手したVictorのマイクロコンポはせいぜい数万円程度のステレオだが、
ほんとうに良い音を聴かせてくれている。
ただし、スピーカは別の20センチウーハーを使った3Wayのモデルである。
スピーカは常識的なものを使うべきであろう。
さて、オーディオマニアさんが使用される様な機材は、桁はずれの予算をかけていらしゃる
はずだ。
真空管アンプや大容量のトランスなど1個で10万円以上から無制限(?)のコストが
かかるはずだ。
家自体を特別に建設する方もいらっしゃるのである。
配線コードや各種コネクタなどの部品も貴金属を使ったものを使用するというのも
常識か?