シャープ、鴻海傘下に、国内大手家電の一角が外資へ
いよいよ、シャープさんが外資に買収されるのですね。
製造技術や知的財産権も台湾へ、やがて中国にもっていかれるのでしょう。
三洋の時に受けたショック以来の、大きな衝撃です。
これからは、シャープで終わりではなく、大手の日本企業が、業績悪化により当然の様に買収されるのでしょう。
それが、グローバル経済の宿命なのですね。
今までに、株式の大きな部分を外国系のファンドなどに保有され、実質外資だが表向きは国内企業に見せている企業が国民のほとんどが知っている大手企業にもあるのでしょう。
具体的な企業名は書きませんが、昔、メインバンクが旧富士銀行だった企業の今は、あまり聞きなれないファイナンシャルグループが多くの株式を保有している例を知っています。
絶対大丈夫だと思っていた、東芝さんはほんとうに大丈夫でしょうか?
何しろ、今季決算見込みでの赤字額がとてつもなく巨額だそうで。3代に亘って、粉飾決算をしてきたのだということで、個々の社員がいくら頑張ってきたとしても、大局的にはまったく経営が不誠実な企業だと言われても仕方ありません。
まさか、総合重電の日立さん、三菱さんは、そういうことはありませんよね。
通信、ITの富士通さん、日本電気(NEC)さんも、それぞれ、大赤字の時期がありましたが、現在は、外資に支配されることなく、元気を取り戻されているのでしょうね。
密かに、国内企業を実質支配している外資が存在しているのに気が付いていないとしたら、国家の危機です。
だからといって、当方は何もできません。できるとしたら、僅かな預金の預け先に用心したり、日々の買物でどこの製品を購入するのか吟味することぐらいです。