子供の頃に水溜りで遊んで母に怒られた記憶がある。
雨の日は、子供の頃は嫌な日だと思わなかったな、
傘をさしてスキップしていた。
楽しかったのかな?、どうだったのか忘れた。
いつの日か、目が覚めて、雨が降っていると、
雨かと、憂鬱になるようになった。
外に出ると、膝下に水が跳ねて汚れる。
母は雨の日は洗濯物が増えるのに干せないと嘆いていたかな?
雨って、恵みの雨なのに、雨の日を好きだという人は、
恵みの雨が降り続けると・・・・・・・
お金はいくらあっても困らないのに、
恵みの雨は、毎日降ると、困る人が大勢いる。
朝、まだ目が閉じたままで雨の音が聞こえる。
雨が降っているのか、
ベッドから起きて、トレイに行き、すっきりして、
目を擦りながら、洗面台の鏡の前に立つ、
ぼっとした自分の姿が、
おはよう、今日も不細工な私に挨拶をする。
洗面器にぬるま湯を張り、石鹸を付けてゴシゴシ、
母の秘薬を付ける様になり、石鹸で顔洗う様になった。
前は乾燥肌で、石鹸で洗うと肌がカサカサしていた。
化粧水と乳液をたっぷりと肌に付けなじませる。
不細工な私の顔がほんの少しだけ、
綺麗になったように錯覚する瞬間だ、
肌の汚れが落ちたのだから肌は綺麗になった。
錯覚では無い、
その綺麗とは、意味が、どうでもいいか、
どうでも良くない、女性は少しでも綺麗になりたいと願っている。
化粧水と乳液の水分が肌に馴染んでから、
母から教えて貰った秘薬を
シミとソバカスに浸み庫ませるように薄く顔全体に塗る。
だいぶ、シミとソバカスは薄くなったけど、
完全には消えてい無い、
鏡の前の自分と別れて、窓を開けて、外の空気を吸う。
湿った空気が私の体を潤す。
私は袖くぢをまくり、
乾いた雑巾を手に持ちガラス窓を拭く、
雨の日は、ガラス掃除に最適な日、
鏡やガラス窓をピカピカになれとつぶやきながら、
心の中の憂鬱な気持つも拭き取られ、
雨の音が私の心の中も潤してくれる。
汚くなった雑巾は洗濯ネットにまとめて入れて置く、
天気の良い日に洗濯機で洗いて干す。
私の指は、御姫様の指とは言えないけど、
あかぎれも、ささくれもない、綺麗な手、
クリームを塗っておこう。