★温泉備忘録、有馬温泉・兵衛向陽閣 ① | パサ君の温泉行脚と、野の花

パサ君の温泉行脚と、野の花

好きな温泉巡りは、ライフワーク
山登りで出会う高山植物は、心の癒しです。

 今から3年前。平成24年9月に行ってきました。
いつもより北寄りの航路を飛んだらしく、飛行機の窓からは、佐渡ヶ島が見えました。
 
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そして、遥々やって来たのは、天下の名湯、有馬温泉にある宿の1つ、
兵衛向陽閣(ひょうえこうようかく)でした♪
 
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六甲山の北側の山麓に建つこの旅館は、余りに大きくて、玄関からでは
写真に入り切れなかったので、画像をお借りしました<(_ _)>
 
通された部屋は、六甲山を望める、広くてきれいな和室です。
 
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ひと休みしてから、待望の有馬の湯へ、行ってみよう~♪
 
ここには「一の湯」「二の湯」「三の湯」とあり、その他に「貸切風呂」もあります。
この日の「二の湯(ローマ風のお風呂)」は、女湯となっていたので、まずは、
「一の湯」へ向かいました。
 
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広い脱衣所から、いざ、和風の大浴場へ。
 
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ラッキー!空いていますね^^
 
正面の広いお風呂は、透明な真湯(温泉ではなく、真水を沸かしたもの)です。
有馬のような鉄分が多い温泉に入った後、身体に着いた湯を洗い流さないと
白い下着が、たちまち茶色に変色してしまうので、この真湯は、上がり湯として
必要なものだと思います。
 
かつて、青森県の不老ふ死温泉の、有名な海沿いの露天風呂に浸かった際に
かけ湯のような上がり湯が無かったために、おニューの白い下着に
茶色の染みを作ってしまったという、苦い経験がありました^^;
 
 
茶濁の有馬温泉の「金泉」は、大浴場突き当りの左側に、内湯として一つと、
そして、露天風呂にも「金泉」が注がれていました。
 
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10人ほどが入れそうな岩露天には先客さんがいたので、了解を得て、
湯口付近だけを撮らせてもらいました。
 
ではでは、憧れだった有馬の金泉に、チャプンと~♪
 
適温に管理された湯は、やや金気臭があり、口に含むと、鉄分のえぐみとともに、
海水よりしょっぱい、強烈な塩味が感じられた。
 
成分分析表も、しっかり掲示されていて、それによると、1日に3万リットルも
湧き出る5つの自家源泉を混合し、各お風呂に供給しているらしい。
 
で、加水なし、加温あり、循環あり、ろ過なし、一部源泉かけ流し、
塩素消毒ありと、かなり複雑な湯使いをしていますが、隠すことなく、
詳しく情報を開示しているので、好感が持てました。
 
心配していた塩素臭は、全く感じられず、気持ちよく浸かれた金泉でした。
 
夕食の後で、まだまだ温泉巡りは続きます。