前回の更新から2週間以上経ってしまった。ベイスターズ、パドレスは最下位独走、デトロイト・タイガースも5割を切り、若干、野球への興味が薄れてきた。思えば、日本で横浜だけを応援していた時、6月位で終戦の境地になることは普通だった。このブログを通じて、がんばって応援を続けよう。
さて、前回はGMの資質として「有能な監督を招聘すること」を挙げた。今日のテーマは、「積極的補強」である。横浜球団の補強政策は消極的で、低予算の補強資金のため1軍半の選手しか集められない一方で、力の落ちたベテラン引き止めのために複数年契約を結び資金の無駄遣いをしてきた。FAで活躍したのは駒田くらい、トレードで成功したのは基、野村収、加藤博一、レオンくらいか。失敗したトレードは数知れず。
戦力的には大洋ホエールズと変わらない1軍半の寄せ集めだった、デトロイト・タイガースが短期間に戦力を入れ替えることができたのは、デイブ・ドンブロウスキー社長兼GMの積極的な補強であった。その状況を見てみる。
年 勝 敗 順位 観客動員数 年棒総額 監督 獲得選手
2002 55 106 5 1,503,623 $55,048,000 ガーナー
グランダーソン、ボンダーマン、カルロス・ペーニャ、ドミトリ・ヤング、ウォーカー
2003 43 119 5 1,368,245 $49,168,000 トランメル 主だった補強なし
2004 72 90 4 1,917,004 $46,832,000 トランメル ロドリゲス、ウルビナ、ホワイト、ギーエン
2005 71 91 4 2,024,505 $69,092,000 トランメル オルドニェス、パーシバル、ポランコ
2006 95 67 2 2,595,937 $82,612,866 リーランド バーランダー、ロジャース、ジョーンズ
2007 74 88 5 3,047,139 $94,800,369 リーランド シェフィールド、ズマーヤ
2008 88 74 2 3,202,645 $137,685,196 リーランド レンテリア、カブレラ、ウィリス
2009 74 88 5 2,567,193 $115,085,145 リーランド エドウィン・ジャクソン、ポーセロ
2010 81 81 3 2,461,237 $122,864,928 リーランド オースチン・ジャクソン
2011 95 67 1 2,642,045 $105,700,231 リーランド アヴィラ
2002年には小物FAでそこそこ補強はしたがチーム体質を変えることはできず、100敗以上の最下位。2003年はろくな補強もせずに119敗とボロボロになった。2004年から大物FAを採るようになり、毎年大物に資金をつぎ込んだ。2006年にリーランド監督を迎え、13年ぶりに勝ち越し、ワイルドカードでプレーオフに進出して、ワールドシリーズで準優勝した。それ以来、いろいろと問題はあれど、毎年優勝候補にあげられるようになった。
年棒総額は2008年に137 Millionに達しは2002年の2倍以上になっている。ただし、観客動員数も2005年からは200万人を超え、250~300万人レベルになっている。年棒総額が増えても、強くなって、観客動員も増えるという好循環になっている。入場者による収入だけでなく、広告料、グッズ販売、放映料などが大きく伸びることは間違いない。2012年にはプリンス・フィルダーをFAで獲得した。
大物FAが年棒に見合った活躍するかどうかは、ふたをあけてみないとわからない。ハズレの場合もありうる。何十億円もつぎ込むギャンブルみたいなものだ。しかし、そんなバクチを毎年打ち続ける胆力がGMの資質である。
DeNAのオーナー、社長、高田GMはこの辺のことをわかっているだろうか。今みたいにチマチマした補強しかしないなら、ベイスターズはいつまでたっても弱小球団→下位低迷→赤字経営の負のスパイラルから抜け出すことはできない。
出典:
Baseball reference.com
http://www.baseball-reference.com/teams/DET/attend.shtml
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