【161】ぜんまいメーター | ♪ぜんまいな毎日

【161】ぜんまいメーター

『ぅわぁーーー!!』



『ど、どうしたんでござるか?…その頭!』

豆丸が驚くのも無理はない


ぜんまいざむらいの頭には…



こんなメーターが!


どうやら…

ぜんまいざむらいが昼寝をしていると

『こ~ら!ぜんまいざむらい!!』



大福の神が現れて、

『この、ぉサボりざむらいが!
お前はこの頃、お団子食べて寝てばかりおるじゃろ!』



『ぃや~(笑)
あの…少しならサボっても平気かな…っと思って♪』

笑うぜんまいざむらいに大福の神は


『これを見るがいい』

頭のゼンマイが、どのくらい巻かれているか!?
一目でわかる【ぜんまいメーター】をつけてしまう。

しかも
メーターの針をよく見ると

ほとんどゼロ!!


このままだとぜんまいざむらいは死んでしまう!

『ひょっとして、おいら…大ピンチなのー?』





ショックを受けたぜんまいざむらい、

早速、
メーターを上げようと街に出て善を施し始める。












必笑だんご剣の連発で

ぜんまいメーターは、どんどん上がっていき♪




『スゴイでござるよ、ぜんまい殿!
もしかして…
このままゼンマイが外れてしまうかも知れないでござるね?』


あと少しでメーターが満タンになる所まで。

『よ~し♪
おいら、もっと頑張っちゃうぞー!』




人助けの呼び込みをするものの

そこからメーターは、なかなか上がらず…
夜になってしまう。




『…あと少しなのになぁ~』


だが!



落胆するぜんまいざむらい達の目の前で
近江屋に
泥棒に入ろうとしている怪しい男を発見!





『今でござる!
泥棒を捕まえるでござるよ、ぜんまい殿!』

豆丸は
【今が】善を施す時だと言うのだが、

ぜんまいざむらいは

『どうせなら泥棒した後にしようよ、
その方がお手柄♪って感じで
いっぱい、ゼンマイが巻かれんじゃないかな?』


その発言に怒った豆丸は


『じゃあ、ゼンマイが巻いてもらえるなら
あのお店に
泥棒が入ってもいいんでござるか?
見損なったでござる!
そんなぜんまい殿なんか
全然、知らないでござるよ!』

泣いて帰ってしまう。

『そんなに怒らなくたって~』


すると、


『わしも怒っとるぞ!』




盗みに入ろうとしていた泥棒が
ぜんまいざむらいの前に!?

その
泥棒の正体は大福の神!



『この、愚か者!!
ゼンマイを巻いてほしいからっといって』悪い事を見過ごすのか!』

怒りの大福の神は
ぜんまいのメーターを下げきってしまうと
一言。

『善い行いとは世の為、人の為にするものじゃ!
決して自分の為にするものではない!』


反省したぜんまいざむらい、大福の神に謝ると




『おいら、
これからはみんなの為に善い事をします』

誓いをたてる


その言葉を聞いた大福の神は

『うむ!頑張れよー』




ぜんまいざむらいのゼンマイを再び巻いてあげると



天界へと帰っていくのでした。