【148】からくり紙芝居 | ♪ぜんまいな毎日

【148】からくり紙芝居

『あっそれ♪
めちゃくちゃ面白い、紙芝居
寄っといでたら、寄っといで
おせんにキャラメルも
たぁ~んとあるよー♪』




ぜんまいざむらい達の所に

移動式からくり紙芝居劇場の
【紙芝居男】が
やってきた♪




『紙芝居の始まり、始まり~♪』

さて、今日のお話しは

【恐怖!紙芝居男】

むかしむかし、ある所に

妖怪 紙芝居男がおりました



紙芝居男は、

街の人々に紙芝居を見せました

その紙芝居が、あまりに面白いので

遂々、引き込まれた人々は



本当に紙芝居の世界へと

引き込まれてしまったのでした。





『コワ~イ!』


『しかし、真に恐ろしいのは
君達の身に
今、ふりかかっている
【実話】だと言うコトだったのです。』




『えー!?どういうコト?』

『なんだか動きづらいでござる』







『何を隠そう、この私こそ
妖怪、紙芝居男なのだ!』



『お前達を永遠に
紙芝居の世界に閉じ込めてやる』

笑う紙芝居男


怒った
ぜんまいざむらいは
必笑だんご剣を抜こうとするが



紙芝居の絵の中なので

身動きがとれない!


『こんなコトも出来ちゃうぞ』

紙芝居男は筆を出すと
みんなの顔に
【必殺技イタズラ描き】を!?


豆丸は猿、なめざえもんは豚
ぜんまいざむらいはウサギ、
子供達はアフロ、ヒゲ、ツノを


そして、ずきんちゃんにも



立派なクチひげを!

(制作会社ミス!
ヒゲ描く前からヒゲ付いてましたよ)


しかし、ヒゲを描かれた事で
鼻が、
くすぐったくなってしまった
ずきんちゃん

『ハックシュン!』


大きい、くしゃみをすると



紙芝居の絵が浮き上がる



『ずきん殿の
くしゃみ、スゴイでござる!』



恥ずかしくなった
ずきんちゃんが【汗をかく】と

その汗が、かかった

子供達の
手が少しだけ動けるようになる


『そうか!紙芝居を水に濡らせば
元に戻れるぞ』


ぜんまいざむらい達は



強く息を吹くと

紙芝居の絵は


浮き上がり、そのまま川に落ちる




絵の中から抜け出すコトに成功した
ぜんまいざむらい

【必笑だんご剣】を紙芝居男に!






『そうだよね、人を紙芝居の世界に
閉じ込めようなんて
しちゃイケないよね~♪』

見事に
紙の世界で殿様になりたかった
と言う
紙芝居男を改心させる





『…こうして紙の世界を脱出した
ぜんまいざむらいは
必笑だんごを食べさせ紙芝居男を
改心させましたとさ、

めでたし、めでたし』



このエピソードを紙芝居にして

からくり大江戸の皆と

仲良くなれた紙芝居男なのでした。