【057】だいすき!大好き焼き | ♪ぜんまいな毎日

【057】だいすき!大好き焼き

ぜんまいざむらいが
いっぷくの
店じまいの手伝いをしていると
山に火の手が!


『大変だぁー』



大慌てのぜんまいざむらいだが

実はコレ、
からくり大江戸名物
【大好き焼き】と【大嫌い焼き】



女性がプロポーズを受けた時に
クチで返事する代わりに山に火を燈す
OKの時は【大好き山】に
断る時は【大嫌い山】に



『ぜんちゃんがプロポーズしてくれたら
喜んで大好き焼きに火を燈すわよ♪』


おばばから言われ逃げ出す
ぜんまいざむらいだが

【ゆず】という子と
ぶつかり泣かせてしまう



必死に謝るぜんまいざむらいだが
どうやら他に事情があるようだ


詳しく聞いてみると




明日の夜、寺子屋仲間の
【文太くん】
が引っ越すのだが
その文太くんから文通を申し込まれ


『OKなら大好き焼きに、
イヤなら大嫌い焼きに火をつけてくれ』
と言われたゆずちゃん

答えは
もちろんOKなのだが


大好き山に下見に行ったら昨日の大雨で
山崩れをおこし
立入禁止!になっていたのだ。


ゆずちゃんを助けたい
ぜんまいざむらいは
大嫌い焼きを見ながら何か良い方法を思いつき


街の人達に協力を頼みにまわる。




翌日の夕方、
文太の家の【引越し船】が出港する…



するとどこかから
『大嫌い焼きだ!』と声が

文太が大嫌い山を見ると


確かに大嫌い山に火が

フラれたと思い涙する文太だが



『いや!違うぞ』

大嫌い山に浮かび上がる
大好き焼き



ぜんまいざむらいは
街の人達と協力し


ロウソクの人文字で
【大嫌い】を【大好き】に変えたのだ。


大好きの文字を確認し喜ぶ文太


ゆずも
ぜんまいざむらいと
からくり大江戸の人達に感謝するのでした♪