犬の尿採集のつづきです。
アキレス腱をのばすなど準備体操をしてでかけました。今日もヒシャクをもってです。今日こそはキャッチするぞと気合十分でのぞみました。が・・・大きな誤算がありました。
犬が歩かないのです。いつもぶるんぶるんと走っていく犬が、まったく歩かない。
私が後ろからついていくと、道路に座り込んでしまって、ほふく前進状態になってしまうのです。
足をあげておしっこをしだすと、股ぐらからヒシャクを入れられたんですから、相当嫌だったんでしょう。寸止めを何度もくらったのですから。
「後ろから来るなよぉ、よしてくれよぉ」という気分だったのでしょう。
「これじゃ無理だな・・・俺がやるから」とヒシャクを父が持ち、「おまえは少し離れろ」との指示に従うと、即座に足をあげシャーっとはじめました。すかさずヒシャクを犬の股めがけて差し出す父。出すのをやめる犬。
近づいてのぞいてみると入っていたのは1敵だけ。二人ともがっくりと肩を落とします
。
私がそばにいる限り、犬は歩かないので、お役御免となりました。
それから1時間後に父が戻ってきました。どうやっても取れなかったらしく、アスファルトの上にたまったものを採取したそうです。
父いわく「もっと簡単だと思ってたが、こんなに難しいとは思いもしなかった」と。本当に何でもやってみなければわからないものです。
消化不良気味ではありますが、来週持ち越しにならなくてよかった。
ただ、できれば「やりました」と達成感ほしかったなぁ、たとえ犬の尿採集でもね。