今朝、3月5日の『羽鳥慎一モーニングショー』でのニュースです。


神奈川県逗子市の草むらに、ウサギさんが野放しになっています。
白や茶色など、30匹以上いるそうです。
耳は短いので、どうやらネザーランドドワーフのようです。


人間をあまり恐れることはなく、道端の草やレポーターが差し出した笹を食べています。
人馴れしていることから、間違いなく、棄てられたウサギさんです。


多頭飼育崩壊で、棄てられたんでしょう。
もしくは、最初は数匹だったのが、自然繁殖して増えたのかもしれません。


同じウサギさんと暮らしている僕から見ても、とても悲しいニュースです。


ウサギさんは繁殖能力が半端ないですからね。


僕も、ラムネの子供がほしいなと思ったことはありますが、とてもじゃないですけど、お世話出来ませんし、別け隔てなく愛情を注ぐことは難しいので、お嫁さんは探しません。


ウサギさんに限らず、愛情を注いでいると、必ず律儀に恩を返してきます。
たくさんナデナデさせてくれますし、移動すればついてきます。
へやんぽ中もまったりくつろぐ姿を見せて、とてもリラックスしているのが分かります。


ペットショップで、無知な店員の勧められるがままにお迎えをして、懐かないから棄ててしまう。
これは、飼い主のエゴです。
懐かないのは、飼い主の行動の結果なのです。


里親募集でお迎えした前ウサギの薫も、最初はクールな態度でしたけど、1年以上経ってから、夕方のお世話の時間になると、ケージの中でバタンと寝てました。
いわゆる〈デッドバニーフロップ〉ですね。


ゴールデンハムスターは寿命が短いので、早めに信頼関係を築く必要があります。
しかしウサギさんは、最近では10年以上生きることが当たり前になっています。
なので、慌てずゆっくりと信頼関係を築くことが出来ます。
一昔前だと、5歳を過ぎたらシニアと言われていましたけどね。


ラムネも5歳になりましたが、全く変わらず、むしろ今の方が硬いチモシーをバリバリ音を立てて食べています。


抱っこ出来るかどうかは個体差があるので何とも言えませんが、ラムネは最初からへやんぽ前に抱っこする習慣をつけてきたので、前ウサギの薫のように、抱っこしてから逃げようともせず、僕の腕の中で5分はまったりナデナデ出来ます。


『ペットは、飼い主の鏡』


どれだけ愛情をかけて育てたかで、その後の行動に変化が出るのではないかと。
ただ、僕自身、ラムネに愛情を意識的に注いでいたかと言われれば、それはないと思っています。


しかし、ご縁があって一緒に暮らしているのですから、お互いに楽しく暮らせればいい、と考えているだけです。
実際、今の僕は、ラムネのおかげでとても幸せです。
ナデナデしていると、まったりして目をつぶり、寝ている姿を見て、こっちまで気持ち良くなります。


どれだけの数のウサギさんが飼育されているかは分かりませんが、皆それぞれ幸せに暮らしていることを願うばかりです。