先日、紀伊の国(和歌山県)の神社の三社参りに行ってきました。
日前神宮と國懸神宮・竈山神社・伊太祁曽神社を参拝することで、三社参りと呼ぶそうです。
四社じゃないの?と思うかもしれませんが、日前神宮と國懸神宮は、二つの神社が同じ境内に祀られていて、一つの大社とされています。
ここには、伊勢神宮に祀られている三種の神器の御鏡の前に作られたとされる二つの神鏡がそれぞれ御神体として祀られています。

写真は、境内の撮影は不可のため入り口のみとなります。




境内は、御神木や森林が多くて、凛としつつも優しい御神気が漂っています。
それまでは、頭の中がごちゃごちゃとして落ち着かなかったのですが、しばらく境内にいると雑念がスッと消え去り、頭の中がクリアになった感じがしました。

後、私が気になったのは、末社とされる深草神社です。
なんとなくですが、今回は、この深草神社の御祭神の野槌神様に呼ばれたような気がして、参拝させていただきました。

野槌神とは、イザナギ・イザナミ二柱の神様から生まれた女神様で、草や野を司る神様とされています。
神の使いとして牛と信仰を結んでおり、野草を食むことから、くさ(人体の腫れ物)を食むということで「病気平癒」の御神徳が高いそうです。
お社にも牛がいくつも奉納されていて、存在感がありました。


次の神社に続きます。