今古民家がブームになっているようです。
たしかに、今の家はなんだか、あっという間に壊して、
あっという間に建ってしまい、味気ないというか
面白味がないというか、、なので、
そうではない古い家に魅力を感じる人が増えるのも当然かな?と。
やはり、自然素材を使った、木の家、漆喰、板張りが落ち着きます。
昔は全部自然素材のみで作っていたし、
みんなで協力して、家を建てていたので、
ゆがみや味があって、それがまた魅力だなあと思います。
それにしても、今日も友達が手伝いに来てくれ、
炉用の畳のふたを作ってくれました。
明日も別の人が手伝いに来てくれて、漆喰を塗ってくれる予定です。
誰彼手伝っていただいて、ほんとにありがたいことです。
天井や一部、壁紙を業者さんにはってもらいましたが、
やはり漆喰のほうがいいと思い、
あとは全部漆喰を塗ることにしました。
漆喰は湿気を吸ってくれ、乾燥してると水分をだしてくれ、
においも吸収してくれる、、耐熱もいいので、防火にもなる、、と
いいことが多いようです。
サンゴが隆起してできたもの。
うちの古民家は壁は元々、土壁で、竹小舞で組んであって、
そこに土とわらで混ぜたもので作った壁でした。
壁から出てきた竹は70年たっても、傷んでなかったのです。
昔の人の知恵はすごいものがあります。
その土壁を残したかったけど、大工さんにそれはだめ、
断熱材が入らない、、と言われ、あきらめましたが、
それは見事な壁でした。
でもまあ、外の壁の所に、竹小舞を使って
植物を這わせようと、思っています。
雨風に当たるとダメになる、と言われてますが、
何とか少しでも生かせたら、、と思うのです。