今の家はほんとにボロボロの

築70年以上経っている家でした。

 

おまけに再建築不可

いえ、再建築不可だったから、こんなにボロボロになるまで

ほっておかれたのでしょう。

 

再建築不可というのは、家を壊してしまうと、

もう建てることができません

今はあっという間に、家を壊してしまい、

瓦礫を片付け、全く新しい家を建てる、という

ことが行われています。

 

全部壊すことができなかったから、

家が残っていたのだと思います。

なので、ラッキーでした。

その家が、天井を壊してみて、丸太の梁のある、

竹小舞の土壁の古民家だとわかったのですから、

再建築不可のおかげです。

 

もともと古民家の勉強をして、

いつか古民家を欲しい、と思っていた私には

願ったりかなったりで、ほんとにラッキーだったと思います。

こんな吉祥寺の徒歩19分くらいの所に、こんな家が残っていたのですから!

 

しかも平屋で小ぶりの家庭がそれなりにある、、

まさしく思い通りの家、としか言いようがありません。

 

友達の遺作を保存したい、そのためのギャラリーカフェ

いつかひらきたい、、、その夢は

こういう家をおいて、他にありえないくらいぴったりの家でした。

 

その代わりに,あまりにボロで、天井は2か所抜けて

雨漏りなんてものじゃなく、畳には草が生えていた。

お風呂は壊れて外になっていた、、と、

それはすごいもので、

そのリフォームに、ものすごくお金がかかってしまいました。

 

大工さんにいったいどれだけ払ったか?計算してみないと汗

まだ、庭と残った大工仕事のお金がかかります。

 

でも、理想の庭ができて理想の家ができつつあります。

ほんとに長かったけど、やっとやっと終わりが見えてきて、

少し希望がわいてきました。

 

あとは、お店で出す食べ物と、飲み物、、

これの研究をもっとやらなくては、、

保健所のチェックもまだこれからです。

 

まだまだ気が抜けない日々です。

 

 

元の状態