春ですね!
例年三月四月は周囲や世の中の動きをみて年度末を感じていましたが、今年は弊社も転換期。
2013年からの飲食事業部を撤収し、ブライダル事業部を拡大&独立させます。
そしてこの「飲食を撤収する」という動きに際し、多くの方から御心配を頂きました。
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決して業績が悪化したとか、大きく何かが衰退したわけではありません。
恐らくこのままいけば、しばらくは平行線を辿るような未来が見えていたのもまた事実。
「何故?どうしたの?」と聞かれるその度に、自分の中で一番しっくり来る答えをずーーーっと探していました。
そしてふと。
「あぁ、あの時の感覚に似てるなコレ。」と思ったのです。
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脳裏を過ったのは12年前。
山田がまだピチピチ25歳の時。
10年間続けてきた音楽を辞める決意したときのこと。
今と同じように周囲にその「決断」を伝えていく中、理由を口にする度に「何でだっけ?」と毎回自問自答するのです。
どちらにしても一言では言い表せない、いろいろな事情や想いが入り組んだ中での決断。
それでも何とか分かりやすいよう、伝わりやすいよう必死に言葉を選びます。
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今回の「飲食事業の撤収」と12年前の「音楽を辞める」という決断を並べた時に自分の中に生まれた既視感と、妙に似たような感覚。
それは僕自身が「誰もやっていないこと」を常に探しているということ。
それを見つけた先に生まれる「自分にしか出来ない役目を果たそう」という決意。
自分を突き動かす原動力は今も昔も「責任感」であることに気付いたのです。
今回のブライダル事業のテーマは一貫して、
「挙式を大切にする結婚式」ということ。
文化の提唱だなんて大それたことは言いませんが。
夫婦の間に軸を据えると言うこと。
例えば喧嘩したとき。すれ違った時。
また“同じ場所に戻れる”振り子の支点のような存在。
新たに夫婦になる新郎新婦が、
“二人はこの先何を大切に生きていくのか”。
結婚式を通じて、またそれを創っていく過程の中で、
何か共通認識のような楔を打ち込むことが出来たら。
二人の共通項を一緒に作っていくお手伝いをさせて頂きたいと考えています。
それが、僕らが今考える「ウェディングプロデュース」を通じて世の中に貢献できるお仕事。
世の中を笑顔にしていくお仕事。
そして、これからの世の中で僕らが果たすべきミッション。
「世の中に求められる仕事」×「ウェディングプロデュース」
この二つを掛け算するところから、この春新たにスタートします!
働きの喜びは、自分でよく考え、
実際に経験することからしか生まれない。
それは教訓からも、また残念ながら、
毎日証明されるように、実例からも決して生まれはしない。
(カール・ヒルティ)
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