芸能裏話② | パープロ ワクワクブログ

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パーティープロダクションのマネージャーによるワクワクブログ
タレントの活動情報をお届けします。

こんちわーです。

さてさてこのブログを見てくれてる人はタレントやらなんやらを目指す方が多いと
思いますんで、今日は今まで絡んだ事がある出演者さんの事思い出しながら、
テレビに出ている人について書きまーす。(あくまで持論ですが…)

まず私が考える芸能人と普通の人の違いで一番思うのはカメラ前で自然にできるかどうかだと
思ってます。

これまでいろんなタレントさんと仕事してきましたが、

カメラを向けられて、ベテランさんとか人気がある人になればなるほど、
カメラが回ると自然にスイッチが入ります。

新人さんなどになると、カメラが回ると変なテンションで変顔で逃げたり、変なカメラ目線したり
無理に面白くしようとして変なボケして滑ったり、もっと酷い子だとカメラが回ってるのに何をすればいいですか?って聞いて来たり。

そういう子はだいだい次の回から呼ばれなくなってましたね。

情報番組の台本なんて構成だけで細かいコメントまで台本にはない事が多い中、
台本以上の事が自然にしゃべれる人っていうのはディレクターも
使いやすくて映像にしてもその子のキャラクターが出て面白いので、
自然とレギュラー化していってたのを良く覚えてます。

これはレッスンとかでは身に付かない力なので、いつもしゃべる事を意識してトーク力を身につけるしかないんですが、これが簡単そうに見えて意外と一般の人にはできません。

昔よくディレクターに教えられたのが、一つのオレンジを表現するのも普通に言えば「オレンジですねー」で終わるのをオレンジって言葉を使わずにオレンジだと判らせる様な表現方法を
考えて台本も書けって言われた意味が今だとよくわかります。

台本で、オレンジを「オレンジですねー」って書いたらタレントさんもそれを見て
「オレンジですねー」って言っちゃったら、番組でオレンジをオレンジって言ってるだけの
番組なんて面白くもなんともないですよね。

トークが苦手なタレントさんは台本どおりやってしまうので、そうならないように
制作側も頭フル回転で考えて作ってる番組程、深みがある番組になるんです。

普通に芸人さんやタレント・レポーターさんがレポートしているように見える普段見ている情報番組やトーク番組は、そういう意味では相当ハイレベルな事をやってるんですよねー。

たぶんショボイ番組程、出演者頼みの台本もろくにない番組になっていると思います。
意識が低いタレントだと何していいかも判らない、その場で制作にいわれた事をそのまま
しゃべるだけのロボットタレントになる可能性があります。

でも意識が高い、いつも準備しているタレントならそんな番組でも自分なりの表現方法で
トークしながら番組を進める事ができますよね。
まあその分、編集でごまかすだけしかできないダメ制作さんになると思いますが…。

うちの子達にもそういう話してるんですが、理解して実践するのは中々難しいですよね。

ここで長くなってしまっていますが、具体的な例を軽く出すと、

僕がTBSの情報番組を担当していたとき出ていた
BキーさんとかA野さんなどなど大物タレントさんは、
生放送のスタジオで長丁場でも台本通りの事なんてしゃべらなかったです。

台本の流れを活かしながら、自分たちでその場で動く流れに合った話を
どんどん拾って盛り上げます。

台本無い質問もするし、台本に無い話題もする事も良くありました。

ディレクター達はその話を良く聞いて、締める所は締めるカンペを出し、広げる所は
広げるカンペを出す。
その指示をタレントさん達が見て、その流れに合わせて不自然に見せない様に変えて行く。

さすが全国区の番組!!って感じでした。

良い番組ってのは制作とタレントが一体になるのをADレベルでも感じましたね。

勝手に話している様に見える生放送の番組でもタレントさんと
制作の凄い技術合戦が繰り広げられているんですよ。

芸能の仕事を目指すというのであれば、そういう力は絶対必要だと思います。
今のテレビはトークする番組が主流ですからね。

逆にそれができればチャンスも広がるでしょう。

そういう力はドラマや映画の演技でも絶対活かせますしね。

じゃあどうやれば身に付くか?っていうと、
はっきり言って番組を死ぬ程見て、しゃべるのが上手い人のトークを見まくるしかないですね。
ただ見るだけじゃなく、見てどういう表現をしているかを観察する。

しかも一つの番組,一人のタレントさんじゃなくいろんな番組を見る事。

これを繰り返し意識してやっていれば、必ずトーク力は上がると思います。
知識も付きますしね。

上手い人の技術を盗んで、自分らしい表現を見つける。そうすればオリジナルの
自分って言うタレントができあがる。って感じですなー。

今回長くなってしまいましたが、だれか一人にでも役に立てば幸いです。


次回は辛かった話でも書こうかな…。
書いてて泣いちゃいそうだけど。