白と黒
「白黒つけようぜ 俺のせいかお前のせいか」
あの頃の僕らはずいぶん角が立っていた
理屈ばかりを並べて つぶやいてばかり
臭くてたまらない言葉 そんな屁理屈だ
あーだ、こーだ、ふざけんなって喧嘩ばかりしたな
怒りを6弦で鳴らす 若さで溢れてる
どんな鋭いピックで 掻き鳴らしていても
いつかは時が来るんだ いつかは変わるんだ
白星黒星、どっちが勝った?負けたんだ?
今となりゃ勝負なんてしてなかったよな?
あーだ、こーだ、ふざけんな、テメェ 胸ぐら掴んで
そんなときもあったけど 今はどうでもいい
どんな鋭いピックで 掻き鳴らしていても
いつかは丸くなるんだ オセロの石みたいに
白でも黒でもチャンスは平等だ
喧嘩は丸く収まりゃ お互いが勝者で お互いが敗者だ