シグナスグリファス TRHC×Partyup 181cc燃調不要ボアアップキットのご案内！！

皆様こんにちは！！

インスタストーリーばっかりでアメブロはまたまた放置しすぎました

国内では昨年から販売されたシグナスグリファスですが、街中で走ってるのもちょこちょこ見るようにりアクセスもグリファスの記事が多くなってきましたので今年はグリファスをガツガツ進めたい所存でございます

シグナスX/BW'S125も車体の玉数もありますしパーツも豊富で最高に楽しいベース車なので、オリジナルパーツの開発や新商品の取り扱いもまだまだ進めますが

そんなこんなで本日はグリファスのボアアップキットのご紹介！！

TRHC×Partyup 181ccボアアップキット STAGE1 [シグナスグリファス・3型BW'S125・2型NMAX125/155・Xforce] www.partyup4.com58,300円商品を見る

TRHC×Partyup 181ccボアアップキット STAGE1

予価58,300円税込み

こちらのキットはタイトルにもある通り燃調不要、付属のインジェクターに変更するだけで燃調セッティングはバッチリ出るとういうキットになります！

チューニングを進める上でフルコンの投入は間違いなく性能アップになるのですが円安や物価高の影響もありセットで10万円近くになっており、シグナスXでもやはりいちばん売れてるのはCODO社の燃調不要ボアアップキットで、、、

グリファスでもイージーで結果的にリーズナブルになるようなキットが作れないかと当店がTRHC社に投げかけ完成したのがこの「TRHC×Partyup 181ccボアアップキット STAGE1」になります

キット内容は、、、

・63φ鍛造ピストン＆リング

・セラミックアルミシリンダー

・シリンダー＆ヘッドガスケット

・専用ハイカム

・ビッグインジェクター

早速テストを進めました～！

テスト車両は2022年式シグナスグリファス国内仕様ノーマルECU車にバンブルビーのBCシリーズ125～160cc用、aRacerの空燃比計とKOSOの水温計を取り付けた車両になります。

空燃比の数値も確認せず燃調不要とか語れませんからね

今はね、プラグが良い色とか息継ぎしないとかで燃調を判断する時代ではないです。良いのもがあるので使わない手は無いと思いますよ！

組み込み～！

エンジンを降ろして

分解～

組み込み！！各パーツの写真は商品ページからご確認下さい！

63φのキットになりますが、クランクケースのボーリングは不要です。

念のためピストンとバルブのクリアランスも確認しましたが全く問題なし！

完成からの走行～！！

また走行動画でも撮りますね！

ノーマルの状態での空燃比も確認しました。

※空燃比の数値は大きいほど空気に対してガソリンが少ない状態になります。

ノーマルの空燃比

アクセル開度0～40％　14台

アクセル開度40～70％　13.7付近

アクセル開度70％以上　13.2付近（8,500回転以上12.8付近）

対して当キットの空燃比は

アクセル開度0～40％　14台

アクセル開度40～70％　13.5付近

アクセル開度70％以上　12.4付近

ノーマルECUのO2の制御は、アイドリングからアクセル開度が半分くらいまでは積極的に補正をしますが、全開時はほぼ補正は無しでインジェクター容量通りの数値になります。

全開時の空燃比がボアアップ車にちょうど良いくらいに濃くなっており、インジェクターの容量がバッチリ合った感じですね。よかった

容量は今のところ伏せておきます笑

走行フィールは息継ぎストールなども全くなく非常にスムーズに走り良い感じです。

グリファスはXforceや現行NMAX155とも同じクランクケースが使われており、クランクケースの剛性が非常に高く、125ccから約1.5倍と大幅な排気量アップになりますが振動やノイズも少なく、これをノーマルで売ったら楽しいのにと思うくらい良い意味で普通に走ります。実はテストで59φ159ccも用意してたのですが、181ccの完成度が予想以上に良かったためお蔵入り。181ccをPartyup的STAGE1とします

専用ハイカムも良い仕事をしており、シグナスXでもそうですがパワー特性を決定するのはまずカムシャフトです。ノーマルECUのリミッターが効くまででパワーが出るようなカムプロフィールになっていますので、もっと回したいけどリミッターが、、、というようなこともなく、もちろんノーマルカムとは雲泥の差でパワーアップしています。

水温もサーモスタットが作動する80度前後で安定。台湾からの情報では181cc程度ですと夏場でもノーマルラジエーターで問題なしです。

パワーは体感的に17馬力くらいでしょうか！8,500～9,000回転くらいで変速させるのがよい感じ！

パワーリフトするゼロ発進加速と、最高速はメーター読み136キロ程度ですが、回転が低いのでノーマルギアではギア比的にいっぱいいっぱいな感じ。ハイギアにするだけで15キロくらいは上がりそうな雰囲気です。

ノーマルマフラーでもテストはしましたが、問題なく普通に走ります。

しかしふん詰まり気味で大幅パワーダウン。ボアアップ対応のマフラーがおすすめです。この車両もBT1の180cc以上用を装着予定。