相談所業の傍ら、いくつか仕事をしています。最近始めた仕事に家庭教師があります。相手は小学一年生の男の子です。彼は、とてもかわいい子です。帰り際に、「また、来てね」と言われると、とても嬉しくなります。自分の息子にはほとんど勉強教えたこともなければ、キャッチボールをしたこともなかったなと思い出しながら過ごしています。
家庭教師をしながら思い出したこと、三十代の頃、60歳近くになったら、学校の先生になりたいなと思っていたことです。とは言え、生徒指導や進路指導など、学校の先生がとても多忙で、責任ある仕事であることは、私なりに知っていました。ですから、非行もなく、受験指導も必要ないような田舎教師の職がもしあればと、思っていたのです。
図らずも、私の人生は変化し、会社を辞め、自分で仕事を始めました。その間、決して、楽な時間ばかりではありませんでした。ただ、今思えば、離れていった人がいるとするならば、自分が進化、成長した証しだと思います。言葉はよくありませんが、賞味期限切れの人間関係は必要ないのです。そういう意味では、新しく、小学一年生と出会ったことも、私にとって大きな学びの一つなのです。この一年でも、いろんなことを学び、いろんな人と出会ったこと、感謝しなければなりません。
これからも、人生は変化していきます。変化は喪失ではありません。変化していく人生を愉しむことを実践していきたいと思っています。Partners Treeに集う方々も、各々自己肯定感を持っていけるように、私の体験もシェアできたらいいなと思います。人生をドラマだと思い、それを客観的に俯瞰すれば、結構面白く、意外に思い通りに生きているところもあることに気づけそうです。
Jun
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