こんにちは。

パートナーズリンク結婚相談所・代表の石川です。

 

スーパーボランティア尾畑春夫さんが大切にしている言葉。

「かけた情けは水に流せ。うけた恩は石に刻め」

簡単にいえば

「無償の愛を与えよ、感謝の気持ちを忘れるな」ということでしょうか。

簡単にいえばと書いてしまいましたが、日常生活でこれを実践できる人はなかなか少ないと思います。

私もどうしても「~~したんだから~~してくれるのはアタリマエ!」

などの見返りを期待してしまう時があります。

 

因みにアタリマエの反対語は「ありがとう」です。

その語源は「有り難し」

有ることすら難しいという意味らしいです。

めったにおきない奇跡がおきた、有り得ない幸せな事がおきた時に用いる言葉。

昔は神様に向かって使っていた言葉が人間同士の会話に用いられたそうです。

「有り難い」良い言葉ですよね。

人間関係を良好にするうえでも「感謝の気持ち」と「有り難い」という言葉は大切に思います。

 

尾畑さんに話を戻しますが、ボランティアを終えて地元の大分に徒歩で帰ると決めましたが、道々にギャラリーが増え、交通渋滞まで発生してしまい、断念をせざるをえませんでした。

テレビのインタビューで「応援して頂いた皆様から頂いた御恩は絶対に忘れません」と涙ながらに語っていました。

私は、金も名誉も要らないと公言する尾畑さんを見る度に心が洗われます。

昔いた心暖かい日本人、そう「男はつらいよ」の寅さんを思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか?

「困った時はお互い様だよ」と聞こえる気すらします。

 

最近はITやデジタル、一人様ご飯だのと人間関係が希薄になる傾向にあります。

それは、婚活の業界でいえば晩婚化の一因でもあります。

一人でご飯を食べていてもスマホで誰かと繋がれるから

寂しいと感じなくなってしまっています。

でも、腹を割れる人と食べた方が絶対に美味しいはず。

 

昨年の流行語大賞に「スーパーボランティア」がノミネートされ

その件でTV局が尾畑さんにインタビューしても全く関心の無い様子。

もはや俗世間の流行など気にもしない純粋な尾畑さん素晴らしい!

私ももう一度「無償の愛を与える」意識してみます。