[No.0469］
理念と経営数値の専門家
生岡直人です。
今日も大阪にて
セミナーをさせて頂きました(^^)
今回も参加者の皆さんから
いろんなご質問を頂きながら
進行させて頂いたので
話しながら
いろんなインスピレーションが湧きました
今日もいろんな素晴らしいご質問を頂いたのですが
その中の一つのご質問をご紹介したいと思います。
まず、前置きの説明として
私はこのセミナーにて
クライアント先の研修で行う
『ミーティングの進め方』のデモンストレーションを
させて頂くんですね。
そのデモンストレーションは
実際にクライアント先の研修で行う言い回しで全て行います。
そのデモンストレーションをこのセミナーで
実施させて頂いた後に
頂いた質問がこちらです。
「今のデモンストレーションの中で
『ブレインストーミングをやっていこう』
ということを説明されていたと思うんですけど、
ブレインストーミングという言葉を
使わなかったのは意図があるんですよね？」
このご質問を頂いたとき
「さすが、いい質問して頂ける！」
と思いました(^^)
（いや、多分声に出してましたね笑）
こういった意図や背景を探って頂ける質問って
ホントに嬉しいんですよね！
セミナーや研修を設計する上での
自分自身のアイデアの整理にもなります(^^)
で、先程の質問の意図はもちろんあります。
それは、クライアント先の研修で
“参加している社員さんの誰一人も
思考停止にならないようにするため”
です。
仮に“ブレインストーミング”と聞いて
もし研修に参加している社員さんのうち
誰か一人でも
「ん？ブレインストーミング
ってなんやったけ？」
と思った時点で、その人の頭の中は
「なんやったけな～
なんかみんな知ってる感じやし
聞くに聞かれへんぞ…」
みたいな不安感でいっぱいに
なったりするんですね。
こうなってしまうと
その社員さんの行く末は
その研修中、思考するのをストップ
します。
研修に積極的に
関わってくれなくなる可能性があります。
だからこそ、私は
研修での言い回し一つ一つに
例えば
“ブレインストーミング”とか
“ＩＰＯ”とか
「なんか聞いたことあるけど実は
ちゃんとわかってへんねんな…」
という可能性が
少しでもありそうな言葉は
一切使いません。
私の説明を聞きながら、社員さんが
「まわりくどいな～」
「要するに
ブレインストーミングのことやろ？」
のように思われていた方が
理解してもらえている証拠なので
スムーズに研修が進むんですよね。
むしろ
「それって要するに
ブレインストーミングのことですよね？」
なんて質問を
社員さんから頂けたらもう最高です(^^)
「さすが、その通りです！
的確に理解して頂けて
本当にありがとうございます」
とお伝えするだけで
その人の満足感も高まりますし
もしブレインストーミングという
言葉を知らなかった人がいたら
「あ、それが
ブレインストーミングなんだ」
って理解して頂けますもんね。
研修中に頂ける質問って
本当に“場全体の理解”を促進させてくれる
素晴らしいアシストだなと思います。
このブログを書きながら
私が普段させて頂いている
セミナー、講座、研修、全てにおいて
質問がたくさん出る機会を作り
そして私がその質問を
より活性化させることができれば
もっとクオリティの高い場が
生まれるんだろうなと感じました(^^)
質問が活性化する場、
さらに意識して作っていきます！
以上です。
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