経営者にとって、
最大のリスクは何でしょうか。
それは、「判断のズレ」です。
このズレは、
ある日突然起こるものではありません。
忙しさの中で、気づかないうちに、
少しずつ、静かに積み重なっていきます。
朝7時から11時。
この時間帯は、脳が最もクリアな
脳のゴールデンタイムです。
1番大事な仕事をする時間。
それでも多くの経営者は、
いつもの場所、
いつもの景色、
いつもの思考回路のまま
判断を続けてしまう。
違和感に、気づけない。
それが、ズレの正体です。
だから私は、週1回は
あえて家を出ると決めています。
週1回は、あえて家を出る。
それだけで集中力は驚くほど上がり、
知らず知らずに生じた1週間のズレが、
きれいにリセットされる。
これは気分転換ではなく、
経営判断のメンテナンスです。
朝活で意識しているのは、
「成功法則」や「正解のノウハウ」
ではありません。
意識的に聞くのは、
自分とは違う修羅場をくぐってきた
経営者の話。
できれば、しくじりや失敗の話です。
・なぜ、その判断をしたのか
・どこで誤算が生じたのか
・何を捨て、何を残したのか
そこには、
教科書には載らない
意思決定の痕跡があります。
異質な思考回路に触れることで、
初めて自分の判断の癖や偏りに気づける。
「自分で考える」こと自体は大切です。
しかし、一人で考え続ける
経営者ほど危うい。
経営は孤独な仕事だからこそ、
意識的に外の知恵を取りにいく
必要があります。
経営とは、
正解を当て続けることではありません。
限られた情報の中で、
正確さよりスピードを優先し、
最善ではなく最適解を選び続けること。
多くの知恵を集め、
縦から、横から、
上から、下から、
斜めから、物事を俯瞰する。
ただし、忘れてはいけないことが
ひとつあります。
それは、決断するのは、経営者ひとり。
多数決は、責任を分散させるだけです。
異質を学び、
判断のズレを自覚し、
それでも決める。
朝活は、そのための時間です。
