最近、あるやり取りの中で、

少し考えさせられることがありました。



こちらの事情を伝えたものの、

返ってきたのは、

ルールとしては正しい回答。


頭では理解できる。


でも、なぜか少しモヤモヤした。


相手は間違っていない。

むしろ正しい。


だからこそ、

「あっ、これ

自分もやっているかもしれない」

と思いました。



税理士として仕事をしていると、


「期限」
「ルール」
「正確性」
「説明責任」


みたいな

“正しさ”

を軸に考えることが多い。


もちろん、それは大事です。


ただ、経営の現場に立つと、

正論だけでは人は動かない。


人は、

“正しい”

だけでは納得しない。


感情や温度感、
伝え方ひとつで、
関係性も意思決定も変わる。


こちらとしては、


「正しく対応している」

「ルール通り説明している」


つもりでも、


相手には、

「処理された」

「気持ちを見てもらえていない」


と伝わることがある。


今回、自分が苦しかったのも、

結論そのものではなく、


“事情や感情が存在しないまま

処理された感覚”

だったのかもしれません。


逆に言えば、

結果が同じでも、


「ご事情があった中で

ご連絡いただいたこと」
「そう感じられるのも

自然だと思います」


そんな一言があるだけで、

受け取り方はかなり変わる。


これは、

顧問先とのコミュニケーション

でも同じ。



正しいアドバイスをする。


それは大前提。


でもその前に、

「不安になりますよね」

「迷いますよね」

「まず整理しましょう」


そういう

“受け取れる空気”

を作ることも、

同じくらい大事なんだと思う。


最近、

経営側に立ってみて、

かなり実感していることです。