転職者数(万人)
平成18年 346
平成19年 346
平成20年 335
平成21年 319
平成22年 282
最近の転職者数の推移です。
意外な事に減少傾向なんですね。
数字の罠までは検討していないので現実をそのまま表しているかは不明ですが、大雑把な傾向として理解しても問題はないでしょう。
「終身雇用は終わった」と言われて久しいのにこの数字。
確かに黙示の契約としての終身雇用は終わったのかも知れません。
しかし終身雇用を前提とした社会つまり労働市場の未成熟がそのままであるために、このような結果をもたらしてるのだとしたら・・・。
日本社会を覆う不安感はこんなところにも起因するのでしょう。
求人の絶対数が減少していることが原因なら、いっそう問題は深刻ですね。
労務管理は外部環境と無縁ではいられません。
時々このような統計を眺めてみる事をお勧めします。