日経新聞の『揺れる市場』のサブタイトルは、処方せんなき日本。
「日本という市場」の信認を得るには、働きたいと思う人が働ける社会を作る事が大切だと私は考えます。
①様々な事情で離職せざるを得ない人、職に就くことを諦めてしまう人を減らす。
②離職した人や諦めた人が再起を図れる社会にする。
①と②は表裏の関係であり、どちらか一つのみではあり得ません。
これらは現在職にある人にとってのセーフティーネットにもなり、同時に挑戦する意欲を呼び起こす事にもつながります。
③そのためには労働市場の活性化が必要になります。
(ここまで考えると労働法の問題が浮上しますが、本日は置いておきます)
労働は技術や経験、識見をもたらします。
活き活きと働く人が増えれば、それだけ「日本という市場」の価値は高まります。
労働力人口が6割を切ったと嘆いている暇はありません。