今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは「共育」です。




我が息子 小学校2年生の頃は自転車は補助輪なしでは乗れませんでした。


小学校3年生の頃は学校のグランドにあるタイヤを跳び箱のように飛び越えるタイヤ飛びが出来ませんでした。


息子が補助輪なしで自転車に乗れるように、休みの日に学校のグランドで自転車に乗る練習を繰り返しました。




こうやって 乗るんだよ!


出だしの蹴りだしはこうだよ!


運転中はあのあたりを見るんだよ!


言葉で説明し、やって見せて、支えながら走らせて・・・・





タイヤ飛びが出来るように休みの日に小学校のグランドにあるタイヤを飛ぶ練習をしました。


手を着くところはこの辺!


ジャンプしたら グッと手で体を押すんだよ!


お尻に手を当ててジャンプ中をサポート!


言葉で説明し、飛んで見せて、飛べている感覚を体に覚えさせ・・・







出来ない事が出来るようになると とっても嬉しいですよね


苦手な事を克服すると とっても自信がつきますよね






でも、我が息子・・・ 私が教えている時には 自転車はヨロヨロしてうまく乗れず、タイヤ飛びもタイヤの上にペタンと座ってしまう



なかなか 上手にできませんでした。



手を変え 品を変え、表現を変え、何度もやって見せて、息子が出来るように教えました。



息子は息子なりに 私の教えを解釈して体を動かすのですが、頭で考えているように身体が動かない。そんな自分に時々 イヤになり私の教えに反発したり、イジけたり・・・





このような自転車乗りやタイヤ飛びに限らず、仕事を教える、ルールを教えるなど 私達の生活には   【 教える 】  という場面は多々あります。


出来ない事が出来るようになると とっても嬉しいし、苦手な事を克服すると とっても自信がつく事をしっているから、相手に嬉しい体験、自信を持てる体験をしてほしいから、私達は 【 教える 】 という事をします。


全く経験のない人へは まず「教える」事から始めますが、ここで教える側として自分品質向上委員会的に気を付ける事があります。





教える側の教え方は、あくまでも教える側の体験にもとづいているだけで、教える人はその方法で出来るようになったかもしれないけど、教えてもらっている人は教えてくれる人と体力も経験も考え方も能力も全く同じではないのですから、教える側の方法で必ず出来るようになるとは限らないという事です。





「こうやれば出来る!」 それはそうだったでしょう。


あなたの場合はね・・・




正確には「私の場合はこうやったら出来るようになった。」です。





あくまでもあなたの体験は相手にとって 「一つの情報」でしかないんです。「教える」という事は 【 自分が知っている情報の提供 】なんです。



でも、私達は「教える」という事をする時、その方法が「唯一の正しい方法」と言わんが如く教えます。そんな事はないと思っているとしても、教えても相手が出来ないと「なんでできないの? 簡単なのに 」と 無意識にできない相手を蔑んでしまいます。





あなたの体力・能力・精神力・経験・環境ではその方法で出来るようになった、あなたには合っていただろうけど、相手の人の体力・能力・精神力・経験・環境はあなたと違うのだから、あなたが教える方法以外の方法が相手の人にとっては合うかもしれません。


しかも、一般的な「教える」という方法・考え方では 【 自分が知っている情報の提供 】ですので、あなたが出来ない事、知らない事を教えることが出来ない事になります。


私の妻はタイヤ飛びが出来ません。鉄棒の逆上がりができません。だから、私の妻は息子にタイヤ飛びや鉄棒の逆上がりを教えることが出来ません。





これが  【 自分が知っている情報の提供 の 教える 】 の 限界ではないかと私は思っています。





でも、自分品質向上委員会的な「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」方法での「教える」は 単に 【 情報を提供する 】だけではありません。


自分品質向上委員会的な「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」方法での「教える」は情報を提供した後に、相手自身にその情報を 【 育む 】事をさせます。







お父さんの言った事をやってみてどうだった?


どこがいい感じでどこがなんだかうまく行かない感じ?


どこが上手くできたと思う?


どこをどうすればもっといい感じになると思う?


そうそう! いい感じ!!


おっ! ちょっとできたジャン!


うんうん ここまでは出来るようになったよね!





人にはその人なりの 学習スピードがあります。知識を自分の血と肉とするプロセスは違います。情報の一方的な押し付けでは限界があります。その情報を育ませる時間が必要なんです。




そして、教える側も教えている人の反応から、どうすれば相手に伝わるか? 言い方や伝え方について考え学ぶ機会を得る事が出来ます。


自分の学習スピードと相手の学習スピードは違うということから人はそれぞれ違うんだ という事を学び、気付く機会を得ることが出来ます。





自分品質向上委員会的な「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」方法での「教える」は、【 教える 】 という事を通じて、教わる側と教える側が共に学ぶ機会を得ることが出来るのが大きな特徴です。


それは【 自分が知っている情報の一方通行的な提供 】 ではなく、 【 情報の双方向によるキャッチボールとシナジー効果 】でしょう。





だから 【 共育 】 なんですよね。共に学び 共に成長して 共に育む










我が息子、乗れなかった補助輪なしの自転車もタイヤ飛びもいつの間にか出来るようになっていました。


自転車に乗れた日、タイヤ飛びが飛べた日、の夕方は私に話したくって話したくって仕方がなかったそうです。そして、観て欲しくて仕方がなかったようです。「ねぇねぇ~ 今度の休みはいつ? 休みの日は学校に行こうよ!!」ってね(^^)




息子は息子なりに 私から得た情報と自分で体験した情報を自分なりに育んで自分の中で自分なりの体験学習サイクルを回して、自分の欲しいものを手に入れました。




自分の方法論、価値観、体験談の押し付けではなく、共に育む関わり合いをする、相手の望む所へ相手のやり方で出来るだけ早くたどり着けるように寄り添う・・・


そんな関わり合いを是非 してみてください♪





詳しくは 是非 動画を御覧ください。


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