昨日は、平成20年度静岡市主催商業者セミナー しずおか商人道 のBコース 「コミュニケーションコース」の2回目が開催されました。


第2回目の内容は「積極的な質問の仕方」を体験を通じて学ぶです。


人とのコミュニケーションを交わす上で、今まで以上に深い人間関係を構築する為の方法には様々な要素があります。 

コミュニケーションの要素「質問」「聴く」「観察」「環境」「自らが主体」

上の「コミュニケーションの要素」の図では【階段状】に構成されていますが、「自らが主体となって関わる」は土台となりますがその他の要素はどれも並列的に大切な要素です。

 

 

 


さて、突然ですが私達が「質問をする」理由は何でしょうか?


 

そんな事、突然質問されても困るよ。意識したこと無いしなぁ~・・・


そんな声が聴こえてきそうですけど、私達が「質問をする」理由を考えてみると、日常生活で頻繁に質問をしている時は【自分が知らないことを知るため】【知らないことを教えてもらうため】に質問をしています。


・「今何時ですか?」 ⇒ 自分が今の時刻を知りたいから質問をする

・「これ、どうやって書けばいいのですか?」 ⇒ 書き方を知らないから質問をする

・「なぜやらなかったのですか?」 ⇒ 相手がやらなかったことを知りたいから質問をする etc


他にも色々な「質問」があります。これらの「質問」の基準(主役)は誰か?というと・・・・

 

 



【私】ですよね

【私】が知りたいから質問をしています



しかし、この日、参加者の皆さんが学ぶのは基準(主体者)が【話をする人:相手】となる質問の仕方を体験を通じて学んでもらいました。


しかし、この日、参加者の皆さんが学ぶのは基準(主体者)が【話をする人:相手】となる質問の仕方を体験を通じて学んでもらいました。


・自分が基準になっている質問とは

・相手が基準となっている質問とは

・オープンな質問とは

・クローズな質問とは

・ポジティブな質問とは

・ネガティブな質問とは



様々な事例、具体例を交えて説明をして、まずは「知識」として学んでもらいました。そして、その「知識」を実際の日常生活(家庭、職場、部下の育成、子供の教育、躾)で使えるようになるために、体験を通じて学んでもらいました。


「知っている」のと「使える」のとは別物です。


「知識」も大事ですけど、「使えるようになる」事がとても大事です。そして「使えるようになる」為には、練習が必要です。「知識」として学んだその場で体験をしてみる。それが一番の練習方法ですよね。だから、私のセミナーは「体験型」のセミナーなのです。


上手く出来なくてもいいのです。失敗してもいいのです。

「やってみる」事が大事。

そしてその体験を振返り、次に活かしてやり続けることが大事です


どうぞ、このセミナーで体験した事を、やり続けてください。そうすれば必ず上手な質問の仕方が身に付きます。

質問で相手との信頼関係を築き、相手の本音を引き出す

コミュニケーションは「質問の仕方次第」で得られる結果は大きく変わってきます。

相手があなたと話をすることを諦めてしまうか?それとも本音を語ってくれるか?

それは質問の仕方次第です。是非、積極的な質問(相手が基準)で相手の本音を引き出してみてください。


次回はしずおか商人道コミュニケーションコースも最終回となります。次回は【積極的な見る目】を学びます。会場でお会いできるのを楽しみにしています。