以前、ご紹介したDさんの話の続きです。
コーチングの時間が「苦痛だ！」と嘆いていたDさんです。
みなさん 覚えていますか？
そのDさんの最近の状況です。
Dさんとのコーチングセッションでは、私からリクエストを出さないようにしています。実施している事は一つだけです。それは Dさんの考えている事・感じている事を聴く それだけに集中しています。
最近では、いろいろと意見を言ってくれるようになりました。
それに、自ら率先して「私がやります」と言う様になったのです。
以前は、「自分が意見を出したらそれを実行しなくてはならなくなるから、言いたくない」という状況だったのが、今では、「私がやります」と自ら言うようになりました。
この変化が起きた理由の一番は、
「Dさんの話を聴く事にポイントを置いたので、Dさんは話すことに対し安心感を持った」
という事です。
Dさんは「この人（コーチ渡辺）は安心してなんでも言える人だ」と感じてくれたのです。
それによって、【自分の殻を破った】のです。
今ではとても自信に満ちている表情でコーチングを受けています。
相手の話をトコトン聴くだけで、人はとても大きく変わることを実感できた例です。
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