私がコーチングを行う(勉強する)ようになって、会話の方法が変わった事がいくつか有ります。
その一つが「でも、○○~ 」 「しかし、○○~」という接続詞が減った事です。
下記の会話を読んで下さい。
A:「今月は計画通りに売り上げ目標を達成できそうです」
B:「でも、先月も同じこと言っていたよね」
A:「私は△△の方法をとった方がいいと思います」
B:「でも、△△の方法は今までに試した事が無いよね」
A:「私は●●をやってみたいんです」
B:「しかし、それにはいろいろと準備しなくてはならないね」
あなたが上記の文章の 「A」 の立場だとしたら、どんな感じを受けますか?
多分、「やる氣」を削がれる感じ、「イヤ」な感じがしませんか?
そうなんです。
「でも、○○~ 」 「しかし、○○~」 という言葉は、
逆接の言葉でして、基本的に相手が言った事を否定するような感じを与えてしまうのです。
私がコーチングを行い始めた頃、実際に自分がどのようにコーチングをしているのかを確認する為に、会話を録音していたことがあります。
その時に自分のコーチングを振り返って聴いていると、
「でも、○○~ 」
という接続詞が意外と多いのに気がつきました。
そして、その「でも、○○~ 」の使い方がよくなかったです。
と言うのは、「コーチは相手を否定しないで話しを聴く」事が大切です。もちろん私はそれは意識して会話をしていました。しかし、私の会話のクセだったのですが、相手の会話に乗っかっていく為の接続詞として 「でも、」 を使っていました。
文章的に否定はしていないのですが、「でも、○○~ 」を使う事により、全体的に相手をなんとなく否定している感じを私は気付きました。
それ以来、極力 「でも、○○~ 」 「しかし、○○~」 は使わなくなりました。
自分の会話・言葉のクセは自分では気付きにくいもんですね!
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