教育と性行為

 教育は性行為だからサディズムとマゾヒズムとナルシシズムを伴う。シャーロット・ブロンテ(1816-55)の『ジェーン・エア』(1847)の冒頭に現れるのは寄宿学校の女子教育におけるサディズムであり、ドイツ映画の『制服の処女』(1931)に現れるのは寄宿学校の女子教育におけるレズビアニズムとマゾヒズムであり、三島由紀夫(1925-70)の『潮騒』(1954.6)に現れるのは学習院の男子教育におけるフェティシズムとナルシシズムである。三島由紀夫が六尺褌を好むのはこの時に由来する。辻泰彦(1945-)は岡本政也(2003-)に頭髪を整え、陰毛を剃って六尺褌を締めることを命じる。六尺褌はアマゾンで入手できる。