10日くらい前に旦那実家へ帰省するかという話になりました。
いつまでもあると思うな親と金 孝行したい時に親はなし、なのでお金がなくてもまめに帰省する回数を増やす方向にしています。
ちょうど八戸三社大祭が1日からあり、前夜に山車が集まるのでそれでも見るか~。
と思って調べたら宿が空いてない~~。
新幹線のみ買うと一人往復3万くらいするのですが、旅行パックだと安いのがあるんですよね。
今回も新幹線+ビジネスホテルで1万6000円からありました。
(車は安いけど2泊以上でないときついので猫の留守番上却下)
考えたら東北の祭りシーズンだからそりゃあないよねぇ。
震災の影響があるから人が少ないと思っていましたが、青森くらいだと気にせず行ってしまうのかな。
八戸三社大祭・・・前夜祭含めて毎年7月31日から8月4日
青森ねぶた・・・前夜祭含めて8月1日から8月7日
弘前ねぷた(ねぶたじゃなくてねぷた)・・・8月1日から8月7日
五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)・・・8月4日から8月8日
こういうスケジュールですから団体さんなどはツアーで回るんでしょうね。出遅れたー。
余震や原発もまだまだ収束していないので何があるかわからないから、猫を置いてはやくから家をあける計画を立てるのは怖いんですよね。。。
で、旅行会社に直接行ってあれこれ探してもらいました。
祭りの前夜祭は諦め、1日ずらして(それでも満室ばかりだったけど)十和田湖に宿をキープできました。
新幹線往復より安かった。
(新幹線も第一希望の列車は満員だったよー)

旦那が言うには祭りはだいたい秋にやるもんじゃない?というので調べてみました。
日本の祭りはほとんど五穀豊穣を願って秋にやるそうです。
ねぶたは違うよう?ですし、大阪の天神祭りなどは今でも旧暦に合わせているようです。
夏にやるものは病気退散、鎮魂のものもあるようです。
旧暦よりも太陽暦を中心に考えるようになり、季節と合わなくなってしまった祭りも多いのでしょう。
三社大祭は五穀豊穣の祭りで旧暦だと今の9月にやっていたみたい。
(今でもルーツになった神社では9月に祭りをやっています)
新幹線が盛岡まで開通した時に観光客を狙って日をずらした、ねぶたと合わせて回れるようにしたと書いているサイトもありました。
やっぱり日本人には五穀豊穣が一番大切だし、江戸時代は気温が低くて東北は飢饉となり大量の人が亡くなりましたからね。
神事なのに季節をずらすのは変、といつも旦那は言ってます。
観光客を呼ぶためにルーツのない日にするのはどうなんだろう?
お金のために経済活動のためになんでも変えてしまうのはね。
今は祈りのありがたみがわからないのでしょう。
震災後原発利権や食の問題など様々なことが浮き彫りになりました。
利権の人だけでなく、庶民だってお金お金なんですから。
何にしてもあれこれ考えることはあまり必要ないと思います。
手や足でわかることはたくさんあるから。
食べ物を命ととらえていれば詳しいことはわからなくても、普通におかしいことはおかしいとわかるしね。
一人一人が自分を律していれば変な方向には行かない。
古来日本人は自然と命の感覚をもっと大事にしてきたと思います。