保護した猫に里親を 大分市のカフェ「ねこ停」、NPOと協力

5/6(日) 03:01
「里親が見つかりますように」。保護された猫の幸せを願う赤星優美代表=大分市のねこカフェねこ停

 大分市岩田町の「ねこカフェねこ停」(赤星優美代表)は保健所などから保護された猫の里親探しに一役買っている。2016年7月の開店以来、ボランティアで保護活動などに取り組むNPO法人「ねこの糸」(同市)と協力。これまでに約90匹が引き取られたという。

 赤星さん(30)は5年ほど前、保護猫の里親になった。それがきっかけとなり「殺処分される猫は飼い主を待っていることを広く知ってもらい、家族を探せるカフェをしよう」とオープンした。

 店名は猫が新しい家に行くまでの停留所という意味。「ここにいれば里親が迎えに来て、目的地(新しい家族)へと連れて行ってくれる」との思いを込めた。これまで片目を失明したり、脚が不自由な猫が家族として迎えられたことも。

 店内には、ねこの糸が保健所から引き取ったり、飼い主の飼育放棄などで保護した雑種が15匹ほどいる。来店(1ドリンク付きで30分650円など)すれば自由に触れ合える。甘えん坊や強気、怖がり、のんびり屋など性格はさまざま。希望の猫がいれば、自宅で試し飼いする「トライアル」もある。

 祝日の月曜日には、ねこの糸による譲渡会(入店無料)が催される。4月30日に来店した市内の親子は「殺される可能性のある命を助けたい」と子猫を優しくなでた。ねこの糸の村上由香里代表理事は「ネットに掲載された情報だけでは条件の悪い猫が残りがち。カフェが里親に引き取られるチャンスを広げている」と話す。

 営業は午前10時~午後7時(最終入店)。木曜日が定休、隔週金曜日は不定休。問い合わせはねこ停へ。メール(neko-tei@oita-nets.net)。

元記事を読む