人間が猫を飼っているのではない。猫が人間を飼いならしているのだ(アメリカ人女性作家の考察) | (´・ω(`・(д(´・_(`・(з(´・x つぶやき・独り言=日記
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     猫飼いの中には、猫を飼ったつもりが、逆に猫に飼いならされていると感じる人がいるという。気がつか猫のシナリオ通り。猫に振り回される日々。

     不思議なことに、愛猫家はそれを幸せそうにを語る。
     彼らは猫に骨抜きにされてしまったかのようだ。
     
     飼い主のご機嫌をうかがったり媚びたりもしない。餌を要求するが、もらってもさほど感激するそぶりも見せない。

     人間が猫に心を奪われる理由は何なのだろう?

     自身も猫に飼いならされていると考えるアメリカの女性作家、アビゲイル・タッカーが、猫の不思議な魅力を考察した。


    Why Humans Are Obsessed with Cats |The New Yorker

    飼いならされてたのは人間のほうだった!?


     「猫はこうして地球を征服した」(原題:The Lion in the Living Room)の著者であるアビゲイル・タッカー氏は、「人間が猫に心を奪われる理由」について語った。

     古来より、犬や豚などの友好的な動物は人間に飼いならされてきた。が、面白いことに猫については、猫のほうが色々な方法で人間との関係を築き上げた。

     これは猫が人為的選択の中でも自然にそれを成し遂げた、という研究者の説に基づいているという。

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    「猫による人類征服説」を語る愛猫家のアビゲイル・タッカー氏
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    狩りのスキルと共に人間を惹きつける愛らしい姿で誕生


     例えば猫たちは、生来の高い順応性や狩りにより、ありとあらゆる過酷な環境で生き抜くが、幼少時は人間を強力に惹きつける愛らしさを備えている。

     一般的な子猫は人間の新生児ほどの重さだ。そして大きめな頭やふっくらと丸い頬、大きな目を持ち、人間の赤ちゃんに似た声で鳴いては注意を引きつける。

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    image credit:youtube

    古代から崇拝され船で生息範囲を拡大


     歴史的な面で言えば、猫が人間の心を惹きつけ始めた時代は古代エジプトまでさかのぼる。

     猫に魅了された当時の人々は彫刻や絵画にも猫の姿を残しており、崇拝に近い感覚をもっていたことがうかがえる。

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    image credit:youtube

     また、船乗りに好かれた猫たちは海を渡って生息範囲を広げた。特にバイキングのお気に入りだった茶トラ猫はあらゆる土地に住み着いた。

     専門家によると、現在世界中にいる猫の数は5~10億匹と見積もられており、南アメリカにおいては年間100万匹ずつ増えているという。

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    image credit:youtube

    寄生生物を利用してマインドコントロール?


     さらにタッカー氏は、猫が生き残り戦略として人との接近を選択し、地上の人間の1/3にトキソプラズマという原虫を感染させている可能性を示唆している。

     この寄生性原生生物は、ヒトを含むさまざまな動物を中間宿主にするが、ネコ科動物を終宿主としている。

     トキソプラズマは人間の行動に影響を与えるとも考えられており、感染した人は猫に魅力を感じるという説もある。

     これは寄生されたラットが捕食者である猫を恐れないふるまいを見せたことから、猫に惹きつけられたのでは?という説がメディアで浮上したからだ。

    ・猫が人を元気にする理由は寄生虫によるマインドコントロールかもしれないという仮説(欧米研究) : カラパイア

     タッカー氏はそれを興味深い説とみており、その「症状」が自分にも当てはまるため、本当かもしれないと語っている。


    インターネットを巧みに利用して猫支持者を増やす戦略?


     そして今、彼らはネットを席巻。動画や写真やニュースなど多様な猫の情報がユーザーを魅了している。

     こうした現象はすでに日常化しており、いつのまにか猫と人間のあいだに密接な関係が生まれている。

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     なので、もし愛猫に仕切られていると感じたなら「私たちは決して猫を支配できないだろう」というタッカー氏の言葉の通り、あなたはすでに攻略されているのかもしれない。

     全ては猫たちの、ひいてはNNNのシナリオ通りなのだ。
    ■NNN(ねこねこネットワーク)とは?
    猫好きの人間にさらなる猫を派遣し、飼い猫として幸せに暮らさせるため暗躍している謎の組織である。

    優良物件(飼い主候補)として認められた人間は最高のタイミングで猫に遭遇して飼い主となる。その猫が亡くなった場合や、飼い主が多頭飼いしたいと思い始めた矢先、また新しい猫が偶然を装って派遣されてくる。
    References:newyorker / boingboingなど /written by D/ edited by parumo
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